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2017年3月15日水曜日

大臣国会答弁の軽さ



洋菓子店、お花屋さんに行列ができていた。
ホワイトデーだった昨日も、
ざわついていた。
このところずっとざわついている。
森友問題で、渦中の理事長が記者会見を行なっている真っ只中に、首相が南スーダンのPKO撤収を表明したりして、
どちらも薄めようという目論見か。
南スーダンのPKOの問題では、破棄されたと防衛大臣が記者会見で答えていた日報が、2月7日、一転見つかったとした。
日報は、南スーダンに派遣されている自衛隊部隊が昨年7月に作成したものでジュバ市内での「戦闘」が明記されていた。
この日報が作成され防衛省にも報告があった後であろう、
昨秋に、防衛大臣は国会答弁で「戦闘行為は発生していない。」と強調していた。
これ以後も防衛大臣はあくまでも「武力衝突」であるとし、「戦闘」ではないと言い続けた。
大臣として口が裂けても「戦闘」とは言えず、大臣合格点は得られてきた。
そして、森友問題に関しての国会答弁で、虚偽と思われる答弁がなされた。
一昨日13日の国会で、「籠池(森友学園理事長)夫妻から法律相談を受けたことはない。」「裁判も行ったこともない。」と言い切った。
しかし、昨日、2004年に森友学園が起こした民事訴訟に学園側の代理人弁護士として同大臣が出廷していた記録があることが明らかになった。
すると、今度は、「同じく弁護士である夫の代理人として出廷したと推測される。記憶違いであった。」と釈明した。
大臣自体が弁護士で、弁護士の代理の弁護士とは何なのだろうか。
進退はすでに官邸に預けているであろう。
森友問題は、国民の財産が、不明朗に8億円もの値引きで同学園に払い下げられている。また学園は、不正に補助金を受給していた疑いもある。政治家の関与、それに伴う官僚の指南があった疑いもある。この森友問題は、根深く、重大な問題だ。
うやむやにされてはならない。
国会での大臣答弁が誠実であるべき何ぞは、言うまでもないことで、
大臣が国民に向いているのではなく「官邸」だけを見ているから「虚偽」と思われる答弁をするのではないか。


 今日の東京の最高気温は9度、最低気温は4度、曇り時々雨の予報です。
誠実に生きる貴女にお花をどうぞ。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

戦闘だとか武力衝突だとか、その様な言葉遊びをしている場合ではなく、日本は何故南スーダンに自衛隊を派遣したのか、何故退避させるのか。厳しさを増す国際情勢において、国際社会の一員として、日本がどの様に振舞わねばならないのか。そういう本質的なことを国会で議論してもらいたいものです。

あんこちゃん さんのコメント...

匿名さん
コメントありがとうございます。
今回南スーダン派遣の自衛隊部隊撤収の理由として、首相は、施設整備の一区切りがついたと説明していますが、ご指摘のとおり、釈然としませんね。
派遣の意味もわかりかねます。対外的に実績を作りたかったということであれば、派遣された自衛隊員も気の毒に思います。