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2016年10月3日月曜日

豊洲市場、盛り土なしの責任者は特定されず

先週金曜日に行われた定例会見で、
豊洲市場の地下空間の責任問題では、
小池都知事の追及姿勢がトーンダウンした。
内部調査から、 
「盛り土をしないということが段階的に固まった。
いつ誰がという点について、ピンポイントで指し示すのはなかなか難しい。」
「逆にそれぞれの段階で、流れの中で、空気の中で進んで行った。それぞれの段階で責務が生じることになる。」
流れの中で、空気の中で進んで行ったとはどういうことなのだろう。
元都知事と同様に単に伏魔殿と言っているだけにも聞こえる。
都議会の答弁は、「前のものを使い続けた。」
ホームヘージ(盛り土がある記載)の更新は、「誰もチェックしなかった」と言った。
歴代市場長の中には、稟議書の図面を見なかったという者までいた。
怠慢かと思う一方で、環境影響評価(アセスメント)では、盛り土がなされなかったこと以外の変更は、届けていると言うことから、故意に隠していた可能性も否めない。
皆様、同じ穴のなんとか
小池都知事は、今後について、 内部通報システムの構築を進めると言ったが、内部告発を待つのでは、明らかにならないであろう。
『庁内皆様でよろしくやっていく』という体制であることだけは明らかなのだから。


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