十人十色
困った時に、
アドバイスを求めれば、
そのアドバイスも人によっていろいろだ。
かつて、キッチンの上の灯を、
高い工事費用を支払って、
UVカット蛍光管からLED直管へ変えた。
首の後ろに光が当たり続け、
強烈な痒みと炎症が続き火傷状態も遂にはコブのような
シコリなってしまたのだ。
そこで、UVが極めて微量だというLEDに変えれば、
問題は解決されると思ったからだ。
franc franc |
その直後、たまたま友人たちと会うことになっていた。
この件について相談すると。
「灯、取っちゃえばいいじゃん。」
取ったら、見えないから指を切っちまうわいと言うと、
「ロウソク立てればいいだけだろ。」
がO君のアドバイスだ。
我が自宅は太陽光を防ぐために、
窓を完全に塞ぎ、開閉ができない為、換気もろくにできない状態だし、ロウソクを名案だとは思えなかった。
O君は永年、新興国で和平問題やインフラ支援に尽力している。
自身も現地で、停電など当たり前の生活だ。
衣食住の確保に苦労する際には、的確なアドバイスがなされるのだろうけれど・・・だ。
「天井をどんどん上にあげればいいじゃん。」
「どんどんどんどんさー上に上に、LEDと頭の距離が離れればいいんだろ。」
これは友人の中で一番の良識人だと思っていたK君のアドバイスだ。
住まいは、一軒家ではなく集合住宅だ。
天井裏には配管が張り巡らされていて、天井を高くすることなどできない。
K君は単身赴任生活が長くなる中で、登山が趣味となっている。
今は、限りなく広がる青い空を山頂で仰ぐことを生きがいにしている。
自宅は同様に集合住宅なのに、心はいつも無限大の自然の中なのか、とにかくそのアドバイスにはショックを受けた。
この度のインターホンの24時間点きっぱなしの稼働ランプの問題では、途方にくれていたところ、同期会幹事夫妻が親身に相談にのってくれた。
設置業者も誠実に対応してくれているけれど、何分初めてのケースで対策も思考錯誤だ。
当初の対策では、光を防ぐことができず、事態が進展しないので、遂には幹事が自宅に来て、業者と対策について話を進めてくれた。
幹事様の極めて現実的な問題解決力に改めて感謝している。
2 件のコメント:
貴重な助言を戴ける友人がいらっしゃって良いですね。
全ての助言が有効ではないでしょうが、その様な助言や実際に助けてくれる友人を、大切にしてください。
匿名さんコメントありがとうございます。
本当に有り難い事です。
友人のおかげで、
まだ神様に完全には見捨てられていないと、
生きる希望が持てます。
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