ひけらかし勝ち組

年の瀬がすぐそこと言うことは、
小同窓会もすぐそこと言うことだ。
それまでには痩せたいという切なる思いは、
叶わず、６００グラム減って、２００グラム戻った今日だ。

置地廣場

世の中に、勝ち組と負け組があるように、
同窓生にも勝ち組と負け組はあるだろう。
難病たかりで、無職という我は、言うまでもなく負け組筆頭だ。
引け目と、ひがみ根性で、勝ち組の奴らを眺めてみる。
学生時代、父ちゃん自慢、姉ちゃん自慢の話が止まらなかった奴は、自分自慢が止まらなくなっていた。
でもまだ、止まらないだけマシだ。
嬉しくて、語らずにはいられないんだなという思いで、聞き流せる。
同様に、尋ねてもないのに、名誉と地位と財産をひけらかした挙句、俺のこともっと知りたいだろうけど、
「お・い・お・い・ね。」っていう奴もいる。
おいおい、もういいよと言う思いになる。

 一方「大したことないよ。そんなんじゃぁないよ。」と家族の話などをチョロっとするだけの可愛げのある勝ち組もいる。
やはり昔から、謙虚だった奴だ。

禁煙席、喫煙席のように席を勝ち組と負け組に分けたらどうなるのかな。
たった1人の寒い同窓会は寂しいな。