暮れて、今年もNYK交響楽団の定期演奏会の鑑賞に丸の内に出かけた。
丸の内南口改札を出ると、折しも、マイナンバーの配達でトラブル連発の日本郵政ビルが目に止まった。予想通りのトラブルに、最近は、そもそも全国民に配送するという事自体に無理があったのではと思ってきている。
そんな郵政ビルは、切手の品評、前島密の生い立ちから人となりがずらずら展示された巨大な博物館なのだろうと勝手に思い込んでいた。
しかし、入り口にはおしゃれな花屋、歩みを進めて巨大なツリーに唖然呆然。
オケの始まる前に少し探索したくなった。
吹き抜けのホールに高さ14.5メートルのツリー、日本最大級のサイズだそうだ。
1階から4階までは、ファッション、雑貨と様々なテナントが入っていた。5階はレストラン街、地下は地方の名産品のショップが並んでいるようだ。
面白いけれど、テナントはてんこ盛りで、コンセプトが見えにくい。
オフィス街で働く人と、海外観光客を意識した結果なのだろうか。
そもそも日本郵政ビルではないのだ。KITTEがビル名だ。
さて、郵船ビルで開催されたNYK交響楽団第52回コンサートの曲目は、モーツァルト 歌劇「後宮からの誘拐」序曲、フォーレ組曲「ペレアスとメリザンド」、チャイコフスキー交響曲第1番ト単調作品13「冬の日の幻想」、花のワルツ(アンコール)、指揮は清水みどり先生でした。今回はまた完成度が高く、とりわけ、チャイコフスキーは、強さと哀愁が魅惑的に表現されてしばし無に。
コーチ |
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