お江戸の春８

お江戸日本橋の夜は、うるさかった。
重機がくるくると回り、ゴーゴーと音を立てて右へ左へと働き続けていた。

 今、工事中のところは、お茶とのりの山本山の本店とイリーコーヒーなどがあったところだろう。
そのお隣には、

　　　　　　　　　　　地上３５階建ての 東京日本橋タワーが姿を顕にした。賃貸オフィス、イベントホールにショップやレストランが入るようだ。年明け（お江戸の春７）にはまだ囲いがあって、その全貌はわからなかった。既に、地方銀行と日本橋はいばらの２店が入っていた。
日本橋はいばらは、創業２００年の和紙のお店だそうだ。

喧騒をよそに、高島屋のショーウインドには神坂雪佳の金魚がぽっかり浮かんでいた。












話は戻って、東京駅に到着したのが、夜の７時半近くだった。何分、日が延びてドラキュラは、７時近くに出発するのがやっとなのだ。
東京駅構内は、土曜の夜で、既にGW４日目だったけれど、人の群れとカートの群れでごった返していた。

 そんな駅の八重洲口に隣接する建設中のビルも、その姿を明らかにしつつあった。

 昨年の１月には、解体が終わったかという感じだったのに。

2014年１月

 アベノミクス、東京五輪が終わったらどうなるのか、不安が残る再開発ブームだ。最後はまた、午後１０時半の東京駅と

傘の花咲く大丸東京で今日は、さようなら。


GWの今日も、訪問ありがとうございました。