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2015年1月3日土曜日

お江戸の春7

昨日は寝坊した。
お江戸に行くと決めておきながら。
朝、箱根駅伝で城西大の村山選手のごぼう抜き(8人)をつい見てしまったのがいけなかった。
3時には起きて、5時10分出発のはずだった。
気がついたら、あと少しで5時という時刻だった。
止めるわかにはいかない。
かつて元気だった時には必ず2日に出かけた。
同じ事をし続けることで得られる安堵感。
正価よりもぐっと安い値段で物を購入できたという満足感。
欲しい物は数々あれど、絶対に購入せなばならないものが二つ。
今年もきっとあるであろう年末のプチ同窓会の衣装と靴だ。
靴はマメができて、どれもこれも痛いのだ。
きっと今年の年末プチ同窓会にも足のマメはあるにちがいない。
いつもは、出かける2時間前に起きて、それ用の顔をつくらなければならないのだ。
それ用の顔とは「美しく」ではなく光線過敏の症状が重いために、光から守るための顔づくりだ。
特殊な日焼け止めがなかなか乾かないため時間がかかる。しかし、乾くのを待っていられない昨夜だった。2日の閉店はどこも早く8時だ。
半乾きで、仕上げたら、メリケン粉を塗ったくった塗り壁顔になった。
つばの広い帽子に塗り壁顔で出発した。我ながら結構なインパクトのある容姿となった。
6時の東京駅構内は、故郷から戻ってきた人の群れのようだった。今年は昨年より1日早く、5日から仕事始めになるからか。



それでも、東京駅に隣接する大丸百貨店のスイーツ、土産もの売り場は、そこそこ混んでいた。
大丸では靴を購入した。大丸の靴売り場は、様々なメーカーの靴が集積して、座われる椅子もスタッフも多く、選びやすい、履きやすい、買いやすというわけだ。   
大荷物を置いて、どこかで靴を履きまくっているんだな。
かく言う私も時間との戦いもあって血眼になって探した。
昨年は一色だったイルミネーションが二色になった八重洲から日本橋への道。
日本橋高島屋のショーウインドは富士山、樽、
店内に着物があった。
けれど、古希を迎える女優が着るような感じ。
こちらのお店のターゲットがシニア以上だからでしょうが。
ジミよ、ジミジミ〜
新春だもの、はっとする、華やか、艶やかなのが見たかったわ。
婆婆様だって、新春にはそういうの見たいじゃない?外商でお歳に合ったものをお勧めすればよろしいんじゃないのかしら。
閉店も7時の、年始シニアタイムでした。
いつものCOREDO日本橋へ。
黒のワンピースを購入。前身ごろだけが上から下までアルパカの毛のもの。アバンギャルドな一枚と言ってもらいたいけれど、喪服に黒いひざ掛けを切り貼りした感じ。
痩せて見えたので、それで良し。
即決。
もう、多くは望まない。
我が人生のように。



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