タマキもタヌキ! |
議席を4倍に伸ばし、一躍注目の的となっている国民民主党。
たかだか28議席、されど28議席。
抱き込めば、過半数を超えると自民石破首相から玉木代表にラブコール。
喜びが隠しきれない我が世の春の玉木代表。
幹事長の榛葉賀津也(しんばかつや)氏は記者会見では既に天下をとったふうの横柄っぷりだ。
昨日は米国エマニュエル駐日大使が玉木氏に会談を要請したことも報道された。
ところで、国民民主党が掲げていた消費減税の旗は早くも下ろしたのか?
もっぱら、手取りを増やそうの、所得税の控除所得額を103万円から増額すべきという103万円の壁だけが話題になっている。
国民民主党は、既に首相指名選挙では、野党第1党立憲民主党代表野田氏の名前は書かず、玉木雄一郎と書くことを決めている。
これは、政権交代を放棄し、自民党支持を明確にしたことに他ならない。
パーシャル連合とはものは言いよう。
やっぱりゆ党じゃないか。
来年の参院選が終われば、左の下駄の雪が公明党。右の下駄の雪が国民民主党となっている景色が見えるようだ。
駆け引きもなく自民党支持を早々に明らかにしている国民民主党。当初は103万円の壁を178万円まで上限を上げることを求めていたが、これについても壁は低くなるに違いない。
ガソリン価格を下げるトリガー条項の凍結解除も果たしてどうなるか。
消費減税は絶望的だな。
玉木氏が東大卒の大蔵官僚であったことはよく知られている。政治家になるきっかけは、自民党からの誘いであり、同郷香川県の元首相大平正芳氏の地盤を受け継ぎ、自他ともに認める大平3代目なのだ。
民主党から出馬した理由については、選挙区に自民党候補者が既に立っていたからだと言われている。
DNAは自民党なのだ。
党の方針も軍拡賛成、憲法改正賛成、憲法に緊急事態条項を入れることを強く求め、原発推進で自民党と変わらないのだ。
元毎日新聞記者の尾中香尚里氏によれば、ネット右派に近い支持者が、玉木氏の個人ファンとして増えつつあり、ネット右派の支持を失いたくないため、首相指名で立憲の野田氏の名前を書けないのだと言う。(PRESIDENT Online「手取りを増やすために石破首相を支持する」と言えばいいのに・・・石破政権にこっそり手を貸す国民民主の狡猾さ)
国民民主を支持する、ネット右派、腐敗自民にノーの人たち向けに、来年の参院選挙までは、自民連立入りを露わにせず、パーシャル連合で濁しておく。
税額控除って、所得の高い人ほど有難いだろう。
低所得者は、今すぐ消費減税して欲しいが、切実な願いだ。
国民民主の支持母体が、連合、電力会社を始め、大企業労働組合であることから、弱者救済の姿勢は見られない。
控除って、わかりやすい例では、住宅ローン控除だ。ないよりあった方がいい。でも対象は住宅ローンを組めた人。この物価高の時に、住宅で言えば家賃補助だろう?
お勧めYouTube動画(30分)
フランス10
横田一記者#榛葉賀津也#国民民主党幹事長と堀田カメラマンと激突・バトルロワイヤル ←こちらをクリック
今日の東京の最高気温は24度、最低気温は12度晴れの予報です。
秋が深まらないままに突然冬になるのでしょうか。
日本の皆様は、休日です。
休める人も、休めない人も、今週もなんとかやってまいりましょう。
4 件のコメント:
玉木は、曲者だよな。
匿名さん コメントありがとうございます。やはり非正規、弱者への配慮は全くないですね。選挙戦最終日の夜の東京駅の街頭演説に都知事選に立候補した石丸氏が参加するなど、選挙戦の仕掛けもプロが手がけていたのでしょう。
選挙戦の企画は、プロが入っているのは、明確ですね。
匿名さん コメントありがとうございます。PRは大手広告代理店が請け負っていると言われるだけのことはあってYouTube動画も出来が違います。
コメントを投稿