政府は一昨日、東京に4度目の緊急事態宣言を発出することを決めた。
期間は来週月曜日の12日から来月8月22日までとしている。
同時に7月11日が期限となっていた沖縄の緊急事態宣言も延長され、 埼玉、神奈川、千葉、大阪の4府県のまん延防止等重点措置も延ばされる。いずれも8月22日までだ。
東京では束の間の、まん延防止等重点措置、飲食店での酒類提供であった。 生ビールまたは日本酒 またはハイボールとおつまみ、煮込みのとくとくセットのサンプルを引っ込める時のお蕎麦屋の店主の渋面を思うとこちらまで胸が痛む。
まん延防止等重点措置と 緊急事態宣言の違いは、飲食店において酒類が提供できるかできないかに尽きる。この度は百貨店などの営業も午後8時まで認められるのだから。
外でお酒が飲めるか飲めないか、下戸には関係ないだろうと思うかもしれない。
ところがそうではないのだ。
酒類が提供できるようになったおよそ20日前から行きつけるお蕎麦やさんに賑わいが戻った。
緊急事態宣言の間は、お客がいないと営業時間内であってもとっとと暖簾が下ろされてしまったのだ。人件費を考えると、カツ丼や親子丼だけ食べて帰る客のために店を開けているのは割りが合わないのだろう。
まん延防止で酒類が提供できるようになって、店主は7時半まで暖簾を下ろさないことを約束してくれたのだ。
陽の長い季節にあって夜の7時半に私がお蕎麦屋に行くのは難しい。良人(りょうじん)が先に行って注文することで、久々にカツ丼を味わうことができた。
ああ、それなのに、それなのに。
ちなみに緊急事態宣言の延長が決まった沖縄県では、5月23日に発出以来延長、延長で、このまま見直しがなければ3ヶ月に及ぶことになる。この夏場に観光業、飲食店の打撃は相当なものとなってしまうだろう。
今日の東京の最高気温は32度、最低気温は23度、曇りのち晴の予報です。
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