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2021年7月28日水曜日

コロナ感染爆発が現実に

 

海外五輪選手は、日本のこの暑さに驚いているだろう。
アーチェリーの選手は、4日前の競技終了後に熱中症で一時意識を失って倒れたと報じられた。

都民である私は、過去最高の2848人となった今日の東京の新型コロナウイルス の新規感染者数に驚いている。 

東京都は医療機関に、コロナ病床のさらなる確保のほか、救急医療の縮小や停止、手術の延期、一部診療科の停止、診療機能の縮小などの検討を要請したと言う。

 多くの国民はこの事態を予想して恐れていた。杞憂で終わって欲しいと。

また、東京都は入院患者数のうち重症者を82人としている。しかしこの数値は広く知られているように、ICU等に入っているコロナ感染患者数を含まない数値だ。

国の基準となるICU等に入院するコロナ患者数を、都のコロナサイトから見つけることができなかったが、今日「国のステージのための指標」の中に見つけることができた。

7月26日時点の数値として入院患者数のうちの重症者数703人と記載されている。

ざっくり、都の重症者数は国の基準によれば、都が公表している82人の10倍近くになる。

常識的に考えれば、救急の医療スキルを要するICUに軽症者を入れないであろう。本来医療機関側としては、ICUは交通事故や病態が急変した患者用に備えておきたいものだろう。


何のために東京都は重症者数を少なく見せたいのだろうか。

「新型コロナウイルス にかかっても、重症化しない 」と言うメッセージを送っていることにはならないだろうか?

首相もとかく重症者数が少ないと言うけれど、母数が増えれば、増加する可能性はあるし、そもそも中等症や入院治療を必要とする人が入院できなくなるのだ。
国民の命と健康を守るとも言う首相の言葉の本気度に疑問が残る。

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