どどーんと海鮮丼を食べた。
先月、丁度一年ぶりで日本海庄やへ行ったのだ。
営業を続けていてくれて本当に良かった。
コロナの世になって一年、気がつくとお魚を食べなくなっていることに気が付いた。
たまに食べるのは、せいぜい鮭の塩焼き、鮭のお鍋、ぶりの照り焼きぐらいのもので、お刺身はほとんど食べずに過ごした一年だった。
理由は明解だ。
私がドラキュラだからなのだ。
スーパーマーケットには夜しか行けない。
夜のスーパーマーケットの鮮魚売り場には、お魚のさくは売り切れている。あってもドリップがたっぷりだったりで、買う気持ちになれないのだ。
冷凍のものはいい塩梅に解凍できない。
もう限界だ!生魚が食べたい。
事始めは、テイクアウトの鉄火丼だった。
自宅で食べるぶんには、他のお客との接点もない。
トイレも利用しない。
上の写真のとおり、新鮮なマグロが惜しみなくのってそれはそれは大満足の美味しさでした。
しかし、気になったのはプラスチックの多さだった。
ネタが傷まないように、透明のプラスチックにマグロが美しくのって、そのプラスチックを取り出すと、保冷剤が衛生的にラップにくるまって、透明シートの上にのっていた。それらを除いて、ネタを酢飯にのせれるのはとても簡単だ。
うまく考えたものだと感心もした。
しかし、器もプラスチックだから食べ終わると、プラスチックのゴミがそれなりに出るのだ。
申し分なく美味しかったけれど、どこか後味が悪い感じがした。
テイクアウトって、こう言うことなんだな。
器を後で取りにきてくれるような昔の出前とは違うのだ。
それで、エイヤーと思い切ってお店で食べることにしたのだ。
夜の店内での海鮮丼には、天ぷらやおみおつけもついて1280円と言うリーゾナブルなお値段だ。
新鮮なネタに熱々の天ぷらに大満足!
おみおつけやお香のものも嬉しい。
客席は埋まることなく、広いお座敷がうまく仕切られて、心配するには及ばなかった。
調理場では、背脂2倍増し、3倍増しのオーダーの声がひっきりなしに飛んでいた。和食居酒屋に何故?と思ったら、
チャーハンや唐揚げなどの別メニューがあって、ウーバーが取りにくると言うものだった。
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