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2019年9月6日金曜日

京急脱線事故



 砂をそうっと押して、
底から少しだけ上がったかと思った昨日、
大事故のニュースが流れて来て、
ずどんと再び沈んでしまった。
横浜市神奈川区の踏切で立往生していた大型トラックと京急の電車が衝突したという。
この電車は、三崎口駅に向かう停車駅の少ない快特電車で、3両が脱線し、復旧は今日の夕方以降になるというのが事故の大きさを物語っている。
 このニュースを最初に耳にした時には、トラックは、降りかけた遮断機に無理に進んだということではないらしいことと、運転手さんは亡くなったということだった。
このことが、私の心にずしっと重く、なんとも言葉にならない辛いものが残った。
間も無く、運送会社の関係者が、怪我をした乗客へのお詫び、利用者へのお詫びと、京急へのお詫びを、本当に申し訳なさそうに、憔悴した様子で言葉にした。自らもハンドルを握るドライバーなのではないかと思われる、Tシャツにズボン姿だった。


 事故原因の調査はこれからだけれど、
今のところ、狭い道で、大型トラックは左折できずに、
踏切側に右折し立往生となったと目撃者らの証言が報じられている。また、左折の際、運転手が何度も切り返し、後ろを見て欲しいと京急社員にお願いしていた、運転手が自ら車から降りて確認していたなど生々しい証言も報じられている。
心よりご冥福をお祈り致します。
そして、負傷された方々のご回復をお祈り致します。

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