昨日の続きで言えば、
「まあいいかっ」がないのは人の命に対してだ。
それは肉親の命であっても、知らない誰かの命であってもだ。
安田さんが無事に帰国できたことは本当に良かった。
そして、日本では予想どおりのバッシングだ。
バッシングの言葉として用いられているのが、『自己責任』だ。
安田菜津紀さんは、自己責任は自業自得と同義で使われているのではないかと言う。
おそらくそのとおりなのだろう。
主に、ジャーナリスト達は安田さんを擁護する。
玉川徹さんは、バッシングを牽制する意味もあったかと思うけれど、「英雄として迎えないでどうするんですか。」と言っていた。
私は、英雄ではないだろうと思う。
安田さんはジャーナリスト以上でもなく以下でもない。
まさにジャーナリストなのだろうな。
ビートたけしさんは、この人は(安田さん)失敗したんだじゃないの?と発言したそうだ。
けれど、本人はこう言う事態は絶対に避けたかったはずだ。
登山家が用意周到に準備をするように、細心の注意を払って、慎重に行動した結果なのだろう。そこを敢えて攻めるのだろうか。
後藤健二さんと湯川遥菜さんが殺害されてしまった時にも私は綴っているけれど、ジャーナリストが報道してくれなければ、我々は何も知ることができないのだ。
もう一つ恐ろしいのは、3年前よりさらに、自国さえ良ければ良いと言う風潮だ。
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