ドラキュラのゴールデンな日（その３）

青山フラワーマーケット

一瞬、新緑の野山に迷い込んだかと
見間違うほどに、
高く大きく生けられたツツジに胸が高鳴りました。
何せ、ドラキュラになって、
野山に出かけることはできなくなりましたので。

やはり、どこかレジャーに出かけて楽しんでいる人が多いのでしょうか。
海外の方々は変わらず、当ブログにアクセス下さっていますが、
日本の方々のアクセスが大分減ったことで、
ドラキュラは、くじけています。
そこでブログアクセスがうなぎのぼりに上昇するように、
渋谷で食べ損ねたうなぎを食べに、蒲田に出かけました。

実は、ドラキュラのゴールデンな日は、この日をもって実質的には終了です。
ゴールデンウィーク幕開けと同時に帰省した良人が、
帰宅するからです。
稼ぎのないドラキュラは、へこへこと良人に気を使い、
極めて苦手な無償の家事労働をする毎日が戻ってくるのです。
よ夜な夜な近くのカフェに行くことはできても、
電車に乗ってお出かけすることはままならなくなるのです。

うなぎは、鰻々（まんまん）亭で食べました。

数年前に好きになった山椒の器を見ながら、

ゴールデンな日の最後の晩餐となるうなぎを待ちました。

蒲田の鰻々亭は、デパ地下のイートインという感じですが、鰻のお味は、ふっくら柔らかで申し分ありません。
タレも好みのやや甘めです。

ご飯の上に乗った、金色のうなぎの大海原は、ドラキュラの最後のゴールデンな日にはふさわしいご馳走でした。
ご飯は普通盛りではなく、それより多い中盛りにすれば 良かったと深く後悔したものの、食欲が以前のように戻ってきていることが確認できました。
ブログの読者の方から、蒲田の他のうなぎのお店を教えていただきましたが、大きな蛍光灯が天井を埋め尽くしていて、身を隠すところがありません。蛍光灯は紫外線が多く放出されるのです。

蒲田の青山フラワーマーケットの入り口に、生けられていたのは、画像を改めて見ると、ライラックでした。
マスクをしていたので香りを楽しめなかったことが残念です。

鰻の後は、くつろげるいつもの和蘭豆でコーヒータイムでした。

和蘭豆のアイスコーヒーはたっぷりの生クリームが、
ハイカラです。
この生クリームがコーヒーに自然に溶けたところだけを飲むという贅沢を楽しむのです。

一応、グルテンフリーは続行中なので、
スポンジ生地ではないりんごのタルトをチョイス。
アイスコーヒーとマッチして、この選択は大正解でした。

今日からゴールデンウィクの後半戦ですね。
日本の皆様は、エネルギーを養いつつ大いに楽しんでください。
海外の皆様には、今日もありがとうございました。