苦い試合となった。
大きな大会の時だけ、
全日本女子バレーボールの選手達とともに生きる、
にわかファンだ。
五輪に出場したいという思いは、
日本 とタイと同じ強さだった、
と思う。
実力はどうだったか。
タイは完成していた。
日本は未完成だ、
と思った。
真のファンはどう見ただろうか昨夜の日本対タイ戦を。
試合を決める第5セットのお終いに、
タイの監督に出た2枚のレッドカード。
2枚目のレッドカードが酷だったと思う。
これによって2点が日本の得点となった。
最初からタイが走る試合運びで、
日本はなんとか第2セットと第4セットを凌いで、
フルセットに持ち込んだ。
しかし、第5セットも序盤からタイが快走して、
6対12と6点までその差が開いた。
15点までの最終セットで、
タイが10点に乗せた時に、終わったと思った。
真鍋監督の「辞任」の二文字が頭をよぎった。
しかし、自らの力不足をひしひしと感じ、
チームに報いたいというかのように
セッターの宮下選手が、
サービスエースを取るなど、
サーブで4点の差を縮めたのだ。
その姿には感動した。
そして、続いたタイの監督へのレッドカード。
19年もチームの育成に務めてきたキャテポン監督も確かに熱くなりすぎていたようにも見えた。
ビデオ判定も多く、しばし試合は中断して
3時間近くに及ぶ激闘となった。
病身には堪えた。
試合終了後、
まるでナショナルセンターで、
しごかれたようにぐったりしてしまった。
タイの女子バレーボールチームの健闘を讃えて、
タイの国花ドーク・ラーチャクルップに似たエニシダの花を贈ります。
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