お江戸の春９

 　
２人が撮影するさくら通りのイルミネーションをくぐり抜けると、そこは日本橋だ。

２日夜に東京駅がここまで混んでいたことは過去３年間ではなかった。


昼間は１４度にもなったようで、風もなく手袋無用の暖かな夜だった。
ドラキュラの到着は、昨年よりは２０分早い１７時５０分、４日が月曜日とあって、これから帰省する人ではなく、それぞれ家路につく人達だろう。

ホームへのエレベーター前

２人に１人、いやいや３人に２人はガラガラとカートを押している。駅構内も通路もガラガラの大合唱だ。
ガラガラだから、エレベーターを待つ人の列の長いこと。

八重洲北口前

さくら通り

さくらの季節は、さぞや綺麗なんだろうなと思ったら、ドラキュラでなかった弾けそうだった２４、５歳の頃には何度か見ていたことをブログに綴りながら思い出した。

日本橋三越には、福袋を買うために午前４時から４２００人が並んだらしい。

目的地のコレド日本橋も日本橋ブームのせいか、華やかな支柱が立っていた。
気が早いけれど、今年の年末の小小同窓会用の衣装を購入するのが目的だ。
煙突のような、つなぎの服を買って、早い食事は、いつもの魚新で、

 天丼。

 タレがいいのよ、と思ったら、やはりネタもいいから美味しいいのだなと。赤だしとお香がついてこのお味で１７００円って、リーゾナブルだ。

日本橋もまだまだ工事が続いている。

 あっちが大林ならこっちは鹿島。

帰途、再び八重洲へ。

八重洲北口すぐのところに姿を露わにしたツインタワーのビルは、鉄鋼ビルのリニューアルだと画像を見て今、初めて気がついた。八重洲にありながら住所は実は丸の内という場所なのだ。２年半に及ぶ工事期間だった。

ドラキュラにしては早い２０時だから、銀座まで足を伸ばそうかと思ったけれど、身体を考えて、八重洲南口バスターミナルへ。

バスターミナル２階の完成したイルミネーションは、
音楽に合わせて色調が変化するものでした。

東京駅構内、２０時半でもごったがえす人たち。



ホームの向かい側、
東海道線のホームのはずが、駅員さんの案内に、唖然呆然・・・
「高崎線直通、籠原行きです。」

線路は続くよどこまでも。

ドラキュラは、置いてけぼり。