断捨離とダイエット

体重は1キロ減がどうにか続いている。
しかし、このために、炭水化物を大幅に削減した。
人は節食と言うかもしれないけれど、
私にとっては断食同然だ。
１日に、ご飯は一膳弱とバターロール１個程度だ。
改めて文字にすると涙が出そうだ。
マツコさんのCMにつられて購入した、北海道米のゆめぴりかは甘くてため息が出る旨さだ。
あっという間に３膳は食べられてしまうお米だ。
それを、軽く一膳よそう手が、つい泳ぐ。
もっと、と。
カラ振るように、円を描いて手を置くのがとても辛い。
微かなご飯に、お肉だけを沢山は食べられない。
自ずと以前の５分の１程度の食事量になってしまった。
お肉と炭水化物は、セットなんだなとつくづく思うこの頃だ。
おかげで、無理やり履いていたジーンズは、人前で突如破れる心配はなくなり、少しだけ脚がラクになった。

青山フラワーマーケット

しかし、幸福感が著しく損なわれて、とかく落ち込みがちだ。
身体は若干軽くなったけれど、ドラキュラとして生き続けなければならない、現実が重くなった。
一方、もう一つの課題、断捨離は停滞だ。
先月は、２０１３年の卓上カレンダーと同年の鏡餅を捨てただけ。
今月は、裏起毛の履くと皮膚がただれる部屋着を捨てようとしたけれど、洗濯してあるので、どこかの拭き掃除に使おうと再びしまった。
他には、具体的に捨てるべきものが浮かばない。着ないであろう洋服はクローゼットにすし詰めだ。どうしようもないかつての仕事の資料も物置きやダンボールに静かに眠ったまま。断捨離への情熱は、どうも沸いてこない。
ダイエットもこのままでは、失敗だ。まだデブに分類される状態だ。
でも、年末の小同窓会に向けて最終手段がある。
それは美しき豚になるか、
妊婦を装うかだ。
美しき豚ってどんな風か、まだ描けないし、妊婦の装いも波紋が広がりそうだ。
ダイエットは、もう少し頑張るつもり。

ダイシン百貨店