秋の誘惑

秋の日はつるべ落としと言うように、あっという間に暗幕が下りたごとく真っ暗になっているようだ。ようだと言うのは、実のところ、その早さについていけず、毎日おたおたしているので、その一瞬を逃しているのだ。光線過敏の症状の重い身の上としては、大変うれしく、時を惜しんで早く外に出たいのに、慣れていないのでもたつくのだ。

　ちなみに今日の東京の日の入り時刻は１７時２１分だ。１８時には真っ暗なのだと思う。１８時のオフィスビルは、さすがに灯りが沢山点いている。丁度１ヶ月前の金曜日の１９時と比べると、灯りの数が多い。

さてさて、早く外出すると用事も２つこなすこともできる。しかし、早い時刻の外出には思わぬ誘惑が待っている。

昨夜は、アジア大会男子バレーボールの決勝戦があったので、脇目もふらず歩いたけれど、少し気を抜くと大変だ。お散歩犬が、てけてけ連れられているのだ。

写真は、先月末に出会ったももちゃんとミルクちゃん、５歳と４歳。お鼻が真っ黒でお耳が立って、しっぽはくるっとの３拍子揃った、容姿端麗のわんちゃん。もう、でれっとなって、撫でさせてもらったら、女の子のももちゃんに怒られちゃて、シュン。

 お姉さんは、写真撮影も喜んでくれたけれど、ご本人達は、迷惑そうだった。早くお散歩の続きがしたいのと、よその子が気になるみたい。

昨夜は誘惑されないように、というか犬の方では誘惑していないのだけど、早々に帰宅して、男子バレー決勝戦日本対イランを観戦するも日本は、連覇ならず。
この大会より前にサッカーは、U１６がアジア選手権で韓国に準々決勝で敗れ、このアジア大会ではU２１が同じく準々決勝で韓国に敗れ、なでしこまでも連覇できなかった。腹ごしらいが半端なまま、腐って、眠ってしまい午前１時にファミレスへ。

 ファミレスは丁度、客席がいくつか空いたところという感じだったけれど、午前２時までには、ぽつりぽつりと再び埋まっていった。アボガドとツナのトマトソーススパゲッティを一瞬のうちにお腹に落した。

今週も皆様お疲れさまでした。