1年以上前の記憶はない、記録もない、廃棄している。
旧統一教会との数々の関係が指摘されてこう繰り返してきたのは山際経済再生担当大臣だ。
1年前の記憶が再生困難で、日本の経済再生ができるのだろうか。
国家予算が単年度だからと言って1年限りで記憶を失うようでは、継続的な課題にどう対応するのは甚だ疑問だ。しかも、記録も破棄し、議員事務所の秘書等も記録を控えていないというのだから、こう言う人物を国会議員、しかも大臣の任に就かせることに疑問を覚えていたのは私だけではないだろう。
誰の、どこの指示であったのか教団関連の会合でネパールやナイジェリアまで行っても、会合に出席した記憶だけを失っていると述べ後に事実と認める山際氏。
昨日の国会でも2019年、教団総裁とピタリとくっついて並ぶ写真が存在しても、どこかで写真を撮ることは良くあることとし、その記憶(総裁との撮影)は定かではないと答弁していた。
先ほど、岸田首相に山際大臣は辞表を提出し、大臣の職を辞することとなった。
遅きに失しただろう。
「記憶にない、記録にない 」文書を廃棄する、は安倍元総理、菅前総理のモットーであった。これが今の日本では大臣から官僚まで見事に浸透している。
山際大臣が繰り返した謙虚さ誠実さのかけらもない説明態度は、今の政権与党の国民への姿勢の写し絵だと私は思う。
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1 件のコメント:
まさに、あんこさんのおっしゃる通り‼️。
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