口で「関係を絶つ」と言って、
温存すると言うメッセージを発したようなセレモニー。
岸田首相は安倍元首相の国葬を強行した。
祖父岸信介氏が招聘した旧統一教会とは、父子三代で親密な関係を築き、凶弾に倒れた安倍晋三氏は旧統一教会の総裁を讃えるビデオメッセージを送るなど教会の広告塔であり、また選挙では教団の票の差配を行なっていた証言もあり、教団と政界を結ぶキーマンであったのではないだろうか。
旧統一教会は高額な献金を強いて、信者やその家庭、二世達を苦しめ、破滅に追い込むなど社会的に問題があるとわかりながら、深い関係を続けてきた安倍氏。
その安倍氏のためにと、選挙協力を惜しまなかったと言う元信者の証言もある。
安倍氏を慣例的な内閣・自民党合同葬にせず、別格な国葬で祀ることの意味するところ、影響は大きいと考える。
自民党が行なった各国会議員への旧統一教会との関わりの点検は、教団と深い関係が明らかな大物議員には行われず、安倍氏への調査も行われていない。
証拠があっても本人が「ない」とすればそれまでで、深い関係にある議員への罰則もない。
このことと強行された国葬を合わせて考えると、自民党の教団を「温存する」と言う声にはしない声が伝わってくるようだ。
国葬の前日、テレビは国葬ムードを作った。
ニュース番組もワイドショー番組も、街の人々の賛成の声を多く拾い、国葬賛成のコメンテーターの発言を中心にした。
世論調査では、 6割を超える国民が国葬に反対、評価しないとしているにもかかわらずだ。
そして当日は、献花の人が絶えないことが報じられるのは勿論のこと、解説する論客が国葬反対の人たちが感情的になっているなどと言った。
感情に走って、早計に国葬を決めてしまったのは岸田首相ではなかったか。
この間、台風15号の大雨による影響で静岡市清水区で24日から断水になっていることがテレビでも報じられず、ツイッターで窮状が訴え続けられた。
昨日の当日も国会前には1万5千人が集まり国葬反対のデモが行われた。
デモに参加した皆様におかれましては、お疲れ様でした。内閣の独断で決めるやり方、民主主義をないがしろにしていくことを許し続けてはなりません。
2 件のコメント:
その通りだ‼️
そして、来週には、この騒ぎは、多くの国民は、忘れ。
国葬になった安倍首相の名前だけが、歴史に残ってしまう。嘆かわしい事態だな。
コメント有難うございます。
忘れない人も今回は多いのでは。
当日も都内では九段下や日比谷公園でもデモが行われ、
北海道、宮城県、山梨県、大阪府でも行われたようです。
勿論、それより前にも全国各地でデモが行われました。
こうしたことは、参加者以外の国民の記憶にも残ると思うのですが。
そしてこのことも勿論記録というか史実に残るのでは。政府以外のですけれど。
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