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2022年8月5日金曜日

今日にも野党合同ヒアリングか

桜と壺

 

 政府与党には自浄作用は微塵もないな。

 石破氏の受け答えは、極めて歯切れが悪かった。

社会的に問題がある団体と自民党との深い関わりが、日々顕になってきている。

しかし、自民党は党内の議員と団体との関係を調査すらしない。
今後も関係は続けると明言する議員までいる。

 一昨夜8月3日のBSTBSの報道1930に出演した石破氏も自民党の調査について約束もしなければ、党執行部に調査を促すとも言わなかった。 自身も団体の関連企業から寄付金を受け取っていることもあってか、いつになく問いに正面から答えようとしない姿が映し出された。

石破氏をもってしてこのような態度であるなら、自民党内に自浄は全く期待できない。

 さて、某団体を巡っては、2015年にいわゆる悪名高い名称を変更し、新たな名称となったことで日本での被害者をさらに拡大させたことが指摘されている。

18年間も文化庁が名称変更について、その申請を当該団体から受理しないできたと言う。ところが2015年に突如、受理され名称変更が認められた。

 時の文科大臣は下村博文氏だ。しかし、下村氏は名称変更に一切関与していないと言う。部長決裁というけれど、18年も受理しなかった案件を、時の部長が受理し認めるなどと言うことが部長の一存でできうるわけがない。
そんな途轍もない度胸の官僚がいるわけがないのだ。 

昨日になって、下村氏は「責任は感じている」と言い出して、けれど「メディアでも(被害は)報じられていなかったし」と被害を知らなかったと言った。
おとぼけもいいところだろう。
 全国霊感商法対策弁護士連絡会は、国会議員に対し、安倍氏には事務所にも 反社会的団体である統一教会にエールを送るようなそういう行為はやめるよう、繰り返し文書(内容証明)で「お願い」をしてきていると言う。
名称変更についても、同弁護士連絡会は2015年3月26日さらなる被害を拡大することになると文科大臣、文化庁長官あてに変更申請を受理しないように申入書を提出していた。
 
下村氏については、2016年に関係企業から6万円の献金を受けていることや、パーティー券が購入 されていることが報じられ、幾度か関係企業の雑誌の表紙も飾っている映像もある。
 
3日に招集された臨時国会は今日には閉会し、この問題もまたうやむやになるのだろうか?
選挙で政治でこの団体の力が及び続ける国になるというのか。
復活する野党ヒアリングには期待を寄せたい。
 
今夜の写真は私が撮影したものですが、どなたかの着想を真似しました。
税金で開催されている桜を見る会にも関連団体の関係者が参加していたそうで。


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