雨と強風で荒れる夜、
ドレスアップして気張って出かけた。
良人が故郷に帰ることとなって、
心に決めた私の行き先は、ディープな蒲田だ。
目当ては、鰻々亭のうな重と、くつろぎの空間の和蘭豆だ。
5ヶ月ぶりの和蘭豆は、金曜日夜とあってか、
嵐だというのに8時半を回っても、
次から次へと客が押し寄せて来た。
女子のグループもあれば、女同士、男同士もいたし、男女もいた。
若者もいれば、中年もいたし、高齢者もいた。
格別に美味しいアイスコーヒーとチョコレートナッツケーキを注文した。
初めてのチュコレートナッツケーキは予想以上に美味しかった。
春らしくショートケーキが並ぶ中で、選択は大正解だった。
ガナッシュクリーム が口の中であっという間に溶けた。
その味にどこか懐かしさを感じた。
高校生の時に通ったコロラドのチョレートケーキのガナッシュクリームの味に近かったのだ。
あの頃は、太ることをとても気にして、500グラムでも体重が増えるとチョコレートケーキを我慢した。
今は、3キロ肥えてようやく減量に踏み切った次第だ。
ケーキのために、これより前、うな重のご飯はやや少なくしてもらった。
これは、苦渋の決断だ。
口の中でふわっと溶けた鰻については、
値上げの張り紙があった。
シラスウナギが前例のない大不漁 であることが記されている。
大不漁は承知していたけれど、夏には食べることができない事態になるかもしれないな。
鰻を食べるなら、
今のうちですかね。
久々に羽を伸ばせた金曜日の夜でした。
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