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2018年4月30日月曜日

満月に泣く

photo Ushio

 今夜はドラキュラ体調不良につき、
良人が撮影した2枚の写真でごめんなさい。

2018年4月29日日曜日

ちらしを食べた



 レフェリーがカウントを数えていることはわかっていたけれど、どうしても起き上がれなかった。
正気に返って、ファイティングポーズを取ろうと身体を起こしたのは、夜の9時半だった。
Jリーグのナイトゲーム、鹿島が無得点で終わり、Jリーグタイムもさらっと終わってしまったことは、 うっすらと記憶にあった。


 目覚まし時計は、夕方5時にセットしてあったのに。
近頃、陽が沈むのが遅くなってドラキュラの起床時間も
それに合わせて遅くなっている。
大事なゴールデンウィーク初日に、なんとしたことか。
焦燥感に駆られた。
やはりゴールデンウィークは一日一日を大事に、特別な日にしなければいけないのだ。
そんなこと誰が決めたのか。
毎日が休日となってしまった私は、いつだって勝手にゴールデンウィークを設定できると言うのに。

 
 2年ぶりに休まず出勤した良人に皆勤賞を授与せねばとも思っていた。
しかし、歳を重ねている良人は、完全にノックアウトされてピクリともしない。
良人は、ダウンであった。
私は、お寿司が食べたくなった。
私は、良人を見捨てて、特別なゴールデンウィーク初日にすべく出かけることにした。
もはや、電車に乗ってお寿司やさんに行く時間ではない。
夜の10時なのだ。
近所の明朗会計で美味しかったお寿司やさんも、やや不明朗会計だったお寿司さんも無くなってしまったので、改めてネットで調べると、深夜までやっているお寿司やさんが見つかったのだ。
  カウンターのライトもパネルのように敷かれているのではなく、LEDが間隔を置いて埋め込まれているので、間に座れば光を避けて座る事ができるお店でもあったのだ。
無難に、竹ちらし1700円を注文してみた。
すし処大

おお、美しい海の幸が作り出す小宇宙!
マグロも美味しかったけれど、久々の穴子がいい具合に柔らかくて美味しかった。
良人には鉄火巻きをお土産に頼んだ。
大将は、とても気さくな人だった。
しかも「お姉さん!」と呼んでくれたので、
お酒を飲んでもないのに 私は上機嫌になって、
大将に尋ねられるがまま、
故郷についても話してしまった。
大将は同県人だった。


「お姉さん」と呼ばれて天まで上る心地になった私は、
お土産に墨烏賊の握りを追加した。


箸置きや小皿も
可愛かった。
さらにお寿司屋さんとしては珍しく、女性専用のトイレがあった。
そのトイレが日本で言うところのファンシーな世界が広がったトイレで思わず撮影したいと思うほどでした。
良人へのお土産はこちらです。


 自称28歳のお姉さんは、次回は握ってもらおうと思います。

2018年4月28日土曜日

GW開幕は蜜漬け豚



 韓国で南北首脳会談が実現するという歴史的な日にあっても、
ゴールデンウィークが始まるといっても、
太陽は昇ってくるわけだから、
ドラキュラには何ら特別な日ではない。
ただ違うのは、
同居する良人が 休日となることだ。
良人には、
奇跡的な事が起きて、
この4月から勤務地が近くなった。
片道約2時間かかった通勤時間が、以前の40分弱に戻ったのだ。
すると、魔法が解けたように良人は鬱状態が改善して、
毎日出勤するようになった。


 資本主義社会だから、
お給料が貰えるようになった良人は、
君主のように振る舞い、
稼ぎのない私は家来のようになってしまった。
君主に「今日は中華だ!」と言われて、従った。




 良人の鬱病の原因には私の難病もあろう。
重い光線過敏の症状が始まる前から他の症状で
入院していたGWもあったし、
良人に車椅子を押してもらって街路樹の青葉を見に出たGWもあった。
次から次に厄介な症状が襲って来て、病気に休みの時はないのだ。
そして私の闘病生活はこの春で13年目となった。
こうした闘病生活を続ける人は大抵が鬱病になると、何年か前に訪ねて来てくれた保健師さんに言われた事があった。
今のところ私は鬱病ではない気がする。
しかし、良人が鬱病になってしまったのだ。良人には少なくとも3人の医師から鬱病の診断が出た。


多少、君主面されても止むを得ないか。
無理やり不得手な料理を作らされて「召使いのくせに、満足に料理もできないのか!」となじられるわけではないから。
このゴールデンウィークは君主のご機嫌取りとしよう。


2018年4月26日木曜日

川崎でデート

ふるまいや

   夜に会ってくれる人がいて
尻尾を振って川崎にお出かけした。
人と対面してお話ができるのは、およそ2ヶ月ぶりになる。
病院での診察で医師と対面するけれど、その時間は僅か5分程度だ。
ドラキュラが苦労して太陽の元を出陣して5分とは、改めて虚しい。
5分の診察時間には、会話と言えるほどのものはない。
同居する良人は無口という病気なものだから、普段の生活に会話はない。
だから、たとえ嵐であろうとも夜ならば、
おしゃべりをしてくれる人のところに飛んで行きたいといつも思っている。
8時前に川崎に到着して、この3月にできた北口改札から出てみると、
駅ビルのアトレも増床されて、ちょっとおしゃれな空間ができていた。
下戸なのに、最初に目に飛び込んできたリカーショップに目を奪われてしまった。
エノテカ
プラチナビアマルシェ
 次に、棚に並んだ車は何かと思ったら、










 キャリーバッグでした。
 さて、下戸の向かう先は、アゼリアのアンディコカフェアルアビス。
目当ては、ババです。


バスタブに浸かるが如く、ラム酒に浸ったブリオッシュには杏ジャムが塗ってあって、
美味いのなんのって、たまらない美味しさなのです。
グルテンフリーはおろか、昨日、草ばかり食べていると綴って、菜食も三日坊主でした。
おまけに有頂天になっていたので、
チョコラータまで食べてしまった。
これは深く反省しています。
チョコラータが濃厚だったので、チョコラータだけにするか、
ババ二つか、ババとエクレアにすれば良かった。
会話の制限時間は2時間だった。
10時になった時、「そろそろ」と切り出されてしまった。
それでもまたゴールデンウイークに会ってくれるというから、
それまで体調管理に努めようと 思う。

 今日の東京の最高気温は24度、最低気温は15度、晴れ時々曇りの予報です。

多数のアクセスをいただきましたネモフィラ画像のブログに追加の写真を掲載しましたので、再びご覧ください。

2018年4月25日水曜日

赤いお花畑



 ご覧くださいこの赤いルビーの海原を、
私もいくら畑に行ってきました!
と明るく綴りたいところだけれど、
悲痛なものになってしまった。
ドラキュラが、かんかん照りの中、
通院して生還できたと言う証に、
どうしてもそれなりの物を食べたかったのだ。
つまり、フェミレスのハンバーグとか
蕎麦屋の親子丼とかではなく、
ちょっと贅沢でとか、
健康的にはどうかなと言うような物だ。


先週末、これだと思ったのは、いくら丼だった。
大好物だけれど、コレステロールの大群がご飯にのっかったようなものだから、普段は控えている。
今思えば、先週末は、このいくらを腹の底から欲してはいなかったのだ。
通院の疲労が抜けないでいたから。
力なく結んだ口元からは、ピュイっと弾けたいくらの汁が溢れて、一張羅の洋服に飛び散った。
口に運ぶピッチも遅かった。



またどう言うわけか、とろが嫌いな良人がトロの炙り焼きを注文した。
脂がギラギラ光るそのトロについては、私に責任は全くないのに、妙な責任感と元来のしみったれた精神から、口の中に充満する脂をこらえて食べ続けた。
 ついでに、白魚の天ぷらまでつまんだものだから、
胃袋の中はコテコテだ。
お店を後にした時、コレステロールをたんまり摂ってしまったと言う罪悪感に襲われた。
今週は、胸焼けする犬が草ばかりを食べるように、
野菜を食らう日々です。


 美味しいものは、
それを胃袋が本当に欲しがっている時に食べるべきなんだな。
今日の東京の最高気温は25度、最低気温は18度、雨のちくもりの予報です。
GWまで秒読み体制となって参りました。
今朝はあいにくの雨ですが、前を向いて参りましょう。


2018年4月23日月曜日

ネモフィラをお裾分け

photo Y.N

 真っ黒な闇夜の世界でしか生きられないドラキュラにとって、
この瑠璃色の景色は、あの世を見つめる思いです。
ブログ読者から、届いた写真です。
丘と空の境目がわからない瑠璃色の世界はなんとも魅惑的でうっとりです。
和名で瑠璃唐草というネモフィラは、3年ぐらい前から話題となって、今時分はテレビ番組で放映されない日はないと言う感じです。
こちらの写真はそのブームを巻き起こしたひたち海浜公園だそうです。
こうして写真を送っていただくと、改めて美しさを実感できて、また何度も楽しむこともできるので嬉しいです。
ありがとうございました。
カラフルなチューリップも眩しい黄色の菜の花も見飽きることがありませんね。


パワースポットと言われている大洗磯前神社の鳥居の写真も追加で送ってくださいました。

通院辛苦



生まれたての太陽に
Come on!
と言われた通院は地獄だった。
先週もまた狙い撃ちされたように雨降りの翌日、
かんかん照りの日が通院だったのだ。
予報どおり。
ドラキュラである私は、衰弱してしまった。
何でも胃袋に放り込めば元気になるさと、
いろいろ食ってみたけれど、
どれもあまり美味しく感じないんだな。
美味しかったのは、今夜食べた熊本県産のスイカだ。
湯船に浸かりながら飲む予定なのは、三ツ矢サイダーの梅です。
勿論、浴室は真っ暗です。
皆様も新年度のスタートダッシュの疲れがでるころでしょうか。
GWはすぐそこですから、お互い頑張りましょう。
今日の東京の最高気温は20度、最低気温は15度、曇りの予報です。

2018年4月20日金曜日

セクハラ次官とお粗末な組織対応

置地廣場

 セクハラオヤジを
セクハラが何なのだかわからないオヤジが調べたって
全く意味がないだろう。
女性記者に「胸触っていい ?」などとのセクハラを繰り返していたとされる財務省福田事務次官を事情聴取をしたのは矢野官房長だと言う。
その矢野官房長は、 一昨日の財政金融委員会で
「弁護士さんに名乗り出て名前を伏せておっしゃることがそんなに苦痛なことなのか、と言う思いでありました」と発言した。
この発言に耳を疑った。
セクハラを受けた被害者は、思い出すのも辛いであろう。
しかも弁護士は、加害者側である財務省のお抱え弁護士だ。
名乗り出ることで、被害者の女性記者の記者生命は終わってしまう。
この矢野官房長が、財務省内のセクハラ対応窓口の責任者というから、唖然とする。
しかも、福田次官が、矢野官房長の上司だから笑ってしまう。
「俺、セクハラなんかしてないよ」と福田次官が言ったと仮定して、「先輩、これはセクハラですよ。認めなさい。」なんて官僚組織において言えるはずがなではないか。

 この事件は組織をまたいでのパワハラもあるから難しい。
情報を与える側の財務省と情報をもらう側の記者との間で起きたことであり、一つの組織内で起きたことではないのだ。
この事件を記事にした新潮社は、「胸触っていい?」「手縛っていい?」など録音された音声データーまで公開した。
しかし、福田氏本人は、「あんなひどい会話」と発言するも、記憶にないとしていた。
財務省や財務大臣は、名乗り出てこなければ、事実確認ができないとしていた。
『天下の財務省でござい』というどこまでも高飛車な対応だ。
これに対して、昨夜未明、被害者の記者が所属するテレビ朝日の篠塚報道局長が、セクハラ被害を受けたのは同局の女性記者であることを公表し、財務省に抗議すると語った。
女性は1年半前からセクハラを受け、当初に上司に訴えるも、はっきり言えばもみ消された感じだ。
今になっての、財務省への抗議というテレビ朝日の対応もお粗末だ。起こり得る事態であるのに。
今回のケースと同類のことは多々あるであろう。
社内ではなく、取引先との間で、親会社との間で、その場合どう対処すべきなのか。
被害者より組織の利益が優先されているのではないだろうか。
政府与党のポチ新聞やポチテレビ局以上に、厳しい立場にあった女性記者ではなかったか。
今回、自らの記者生命を諦めての申し出ではなかったか。
女性記者に思いを寄せると苦しくなる。
  福田事務次官は、セクハラを全面否定しながら辞任の意向を示した。次期、次官は矢野氏だろうと言われている。
財務省に、女性の事務次官が誕生して、
局長の半数が女性にならないと、
セクハラはなくならないであろう。
「テレ朝を締めなければいけませんな」と扇子を口元に当てて耳打ちする悪代官の姿が浮かんでくる。
報復は必ずある。
女性が輝く日本社会は果てしなく遠い。