臭い。
汚職疑惑には、数々の証拠があるようで、匂うというより確かなものになりそうだ。
サッカーの国際試合を仕切ったり、FIFAランクを発表したりするFIFAは言うまでもなく、サッカー組織団体の総本山だ。
とりわけ、ワールドカップをどの国で開催するかの、誘致合戦は熱い。
副会長ら幹部7名が汚職容疑で逮捕される中、5月28日に、会長であるブラッター氏は再任された。
その際、会長は「次の4年間を任せてくれてありがとう。FIFAという名のボートをしっかりと浜辺へ導く」と挨拶した。
ところが、その4日後の6月2日にブラッター氏は辞意を表明した。
ワールドカップ誘致や運営のFIFAのかかわり方や決定のシステムを抜本的に変えないと、こういう問題は絶えないだろう。
また、トップ組織がこのようだと、ぶら下がる下部組織も同様の体質になるのは必然だろう。
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