7月1日の夜、品川に行った。
電車に乗るのは3年ぶりだ。
コロナの心配もあるけれど、
昨春に別の難病を発症してから抗アレルギー薬が飲めなくなって、
電車の照明は座席に座ることができたとしても、眼や皮膚が傷んでだめだろうと諦めていた。
ところが先月末の皮膚科医の最後の高診で、夏場は身体が疲労するので服用するビオチン(ビタミンH)を2倍にするように指導されたのだ。
かつてビオチンのおかげで、私は股関節の激痛から解き放たれ、立っていることも、座ることも、歩くことも、階段を上ることも、健康だった時のようにできるようになったのだ。
普段の服用量は、通常の半分の1ミリグラムだ。それを2ミリグラムにしてみたら、身体の異様なかったるさが和らいで、だいぶラクになって、光の防備を整えれば電車に乗れそうな感じがしたのだ。
品川駅構内 |
乗車して眼が痛むようなら直ぐに下車して、タクシーで帰るつもりでいた。
通院用の完全遮光帽子を顔の半分を覆うほど深くかぶって、優先席に座ると、品川までは楽勝だった。
けれど一年で一番日の長い時、7時半には家をでることができず
到着したのは8時近くになってしまった。
まだコロナ感染者数が今ほど拡大していなかったけれど、品川駅構内はかつての人混みの熱気はなかった。
日本で唯一となっていたアンナミラーズが今年8月31日で閉店になると言う。
連日すごい人が押し寄せていると新聞にも載っていたけれど、ご覧のとおりの完売、伽藍堂のケースだ。
それでもアンナミラーズを惜しむように、店内で飲み物だけでも飲もうと言うのか人々が列をなしていた。
ドラキュラである私は日中配られる整理券を受け取ることもできないので、アンナミラーズのパイはもう食べることはできないな。
残念無念で、過去の写真で懐かしむことに。
アンナミラーズファンの皆様もご覧ください。
2016年7月29日撮影 |
この袋はとっておけばよかったなぁ。
この時テイクアウトしたのは二つだけ。
アンナミラーズのパイは結構高いのだ。
2014年8月27日 |
私が大好きだったのは、チェリーパイです。
甘酸っぱいチェリーのジャムがとろけて、さくさくのパイとマッチ。
ウイング高輪の他のショップも9時までは営業していると思って臨んだ品川だったけれど、コロナ緊急事態宣言解除後もずっと8時閉店だそうで、がっくり。
ビオチンのおかげで、なんだか先まで行けそうな体調だったので、
この後有楽町まで行きました。
その時の銀座の様子はまた後日に。
さて、お財布にアンナミラーズのスタンプカードが入っていました。二枚合わせると30個のスタンプとなって3ピースももらえるはずだったのに。
かつてはアンナミラーズの販売店が横浜西口のダイヤモンド地下街に、馬車道十番館や元町きくやと同じコーナーにあってそこのスタンプがほとんどなのだろうと思う。
けれどスタンプカードなんてとっくに廃止されているかも。
それにしても閉店が残念だな。また食べたいなぁ〜
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