米国大統領選は、選挙当日までああだこうだと大騒ぎ、
自民党総裁選は、役者揃いと言いたかったか、熱狂的に盛り上げて、
いざ日本国民にとって大事な衆議院選挙は、しっーっと静かに寝て待てとばかりで、ついに明日がその投票日となってしまった。
日本のメデイア、とりわけテレビ局のありようだ。
そして、政府与党である自民党を揺るがす大問題に発展する可能性がある「Dappi」の件については、ほとんどのテレビ局が報じないままに選挙戦が終わることとなってしまった。
野党国会議員質疑の趣旨を全く別のものに仕立て上げて改変し、やりとりの断片を切り取ってツイッターに投稿されていたという話だ。
その被害者の一人である小西議員は、不正が疑われる問題等について、事実関係を緻密に調べて上げて国会質疑に立っている。例えば、今年3月に明るみになった菅首相(当時)の長男が勤める東北新社が外資規制違反の状態にありながら、衛星放送事業者に総務省が認定してしていたことも国会で追求していた。
この件では、今年2月に総務省の幹部が異様なまでに東北新社から接待を受けていたことが報じられ、そのことが多くの国民の記憶に残ることかもしれないが、その後外資規制違反を総務省総務課長に報告していたとする会社側と、「記憶にない」とする当時の総務課長で食い違いも生じた。
また、この問題では、度々接待を受けていた谷脇審議官や山田広報官が3月になると次々に辞職し、国会招致が叶わず、キーパーソンから直接話を聞く機会は失われた。
国会招致が、数の力で叶わないのだ。
上ばかり見ているヒラメ |
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