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2015年8月14日金曜日

お江戸の夏3



「10分発福井駅行きバスは3台ご用意しました!」
「乗り場は4番、5番、6番です。」
拡声器で何度も繰り返されていた。
 22時を過ぎて、東京駅南口の高速バス乗り場は、乗り場を探す人、列に並ぶ人の群れで夜とは思えない賑やかさだった。
 出発時間まで当分時間がある人たちは駅舎の中のマックの脇にずらりだ。



お盆休みも中盤となって、人はいないだろうと思ったけれど、東京駅に到着した19時30分も帰省客、旅行客がうじゃうじゃだった。
東京駅見物ではなく大丸百貨店で、靴というかサンダルを買いに出たのだ。1時間以上かけて、やっと見つけたサンダルは、支払い前に念のために履いてみると余っていた。
指が一本入るじゃないかぁぁぁぁ。
これには店員さんも笑った。私は焦った。
もっと小さいのを見てきましょうと言ってくれたけれど、22センチより小さいのなどない。
健康で毎日働いていた時に比べて歩く機会は格段と減った。元々小さかった足はさらに小さくなってしまったのだ。



どこで何を食べようかと考えながら、閉店間際の地下を見た。
 
悲しみは美味しいものを食べれば癒える。
まい泉で、彩花弁当というのを食べてみた。





昨夜に限っては、とんかつ一枚はヘビーだなと思っていたので丁度いい感じ。
エビフライとヒレカツ、生姜焼きが少々とポテトサラダ、お煮物といろいろ楽しめてどれも美味しかった。
やはりフライの衣は軽くて格別だった。
大丸レストラン街に、外国人観光客を意識したディスプレイがでーんとあった。レストランは、夜は5000円以上の高いお店がずらりと並んでいる。外国人客を見込んでいるんだな。



東京駅は、通路も構内もお便所の匂いがした。

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