開幕にふさわしいサッカーボールのようにまあるいお花は用意していたものの、なんせJ開幕前のACLが今年も黒星ばかりで、気持ちは盛り上がらないままの開幕となった。
しかし、開幕カードは興味深い対戦が多かった。
まずは、唯一の地上波放送となった昨季王者ガンバ大阪対FC東京戦。前田選手がFC東京に移籍したので、どちらにも勝利して欲しいような。でもホームのガンバに3対2で勝利を望んだ試合だった。
前半アディショナルタイム、遠藤選手のクロスにパトリックが頭で合わせて、ガンバが先制した。 さらに後半8分に宇佐美選手がPKを決めて2点目を獲得した。すると普段就眠タイムのため、瞼が下りてしまったようで、気がつけばFC東京の期待のエース武藤選手のゴールで1点が入っていた。
それでもこのままガンバが勝ち切るだろうと高を括ていたら、なんのなんの後半30分にまたもや武藤選手が追加点を決めて、2対2のドロー で試合が終わってしまった。
唖然、呆然、ガンバ、ホームでドローとはこれいかに。
他に、気になっていたのは、浦和と松本山雅だ。
浦和は何と言っても、ACL2連敗、ゼロックス杯の敗北と開幕前に勝利がない。つい4日前に行われたACL第2戦ホームでブリスベンロアーに敗れた後のサポーターのブーイングは凄まじかった。そのブーイングにキャプテンの阿部選手は勝利を大声で誓っていた。高校生クイズ大会と見間違う浦和対湘南戦はどうなるかと案じていた。会場は浦和にとってはアウエィのBMWスタジアム平塚で、湘南の遠藤選手が先制するも前半のうちに、久々の興梠選手の得点で追いつき、浦和から期限付き移籍で湘南に在籍する山田選手が投入されるも、浦和が追加点2点を奪い、3対1で浦和が勝利した。浦和サポーターは昨夜は久々に祝杯で盛り上がり、そして安眠というところだろう。
松本山雅はアウエィで名古屋戦だったけれど、山雅がオビナ選手のゴールで先制の速報がながれて、おっ!と思ったら、名古屋の小屋松選手のゴールで追いつかれ、後半も山雅が得点すれば名古屋も負けじと追いつき、3対3のドローだった。初めてのJの舞台でしかもアウエィでドローって凄いと思うのだけれど、反町監督は勝てた試合と語っていたから、今後が楽しみだ。
青山フラワーマーケット |
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