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2015年3月30日月曜日

夜桜7年


桜は満開と言うのも
上着はいらないと言うのも
どちらも本当だった。
光線過敏の症状が始まって夜桜しか見ることがなくなって7年目となった。
闘病生活自体は10年を迎えた。



さすがに最近
腐っちゃって
めげちゃって
投げやりになちゃって
誰が桜なんかと思ったけれど
やはり気になってちょっとだけ
いつもお花見で賑わう駅近くの公園に立ち寄った

カラカラの噴水の中に勤労者の姿を見たら気持ちが持ち直してきた。
皆んなみんな苦労しているんだろうなと。
 9年もの間、闘病生活をサポートしてきてくれたNPO法人が明日で解散してしまう。
人手不足も大きな要因だ。
担い手の方々が高齢化してしまい、後継者がいないのだ。
いわゆる主婦が有償ボランテイアということでサービスを提供していたNPO法人だった。
今や稼ぐならガッツリという感じで有償ボランティアで社会奉仕というような「主婦」が少なくなってしまったようだ。
部屋の掃除をやっていただくようになってから入院しなくてすむようになった。
大腿骨骨頭壊死、リウマチ症状が重く動けない時は、洗濯物干しからお料理までこなしていただいた。様々な症状が出る難病ゆえにそれに応じて対応していただいてきたのだ。
これまでメンタル的にもなんとかなってきたのはこのNPO法人のスタッフのおかげであるところが大きと思う。このところの落ち込みはやはりこの件が大きいのだろうな。
桜の下を自転車で走り抜けるお母さんの背中も力強くて
ほんの数分のお花見だけれど、見上げる気持ちになったから桜とお花見に沸く人のエネルギーって人を元気にしてくれるんだなぁ〜
最近は少しお休みしても、毎日誰かしらがこのブログを読んでくれているし、
またなんとかやって行こうよね。
明日もよろしくお願いします。

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