11月9日 時刻は夜8時、私は過密の中に飛び込んだ。
閑散とした昨年の光景とは打って変わって、押し合いへし合いの大賑わい。
神社参拝の最後尾のプラカードまでが辿りつけないのだから、
この時点で参拝は諦めることに。
一の酉の夜に、こちらの熊手屋さんは既に熊手がスカスカ状態。
昼間に売れたのだろう。
今年は三の酉がないから熊手の数も少なめなのか。
いつもの岡庭さんで、可愛いというか、小さな熊手を買って、切り火に三本締めを景気良くやっていただきました。
ここでまずは立派な熊手をご覧あれ。
熊手は、芸術だと思える数々です。
目がくらむような金銀財宝がぎっしり。
欲が深いので、つい大判、小判に寄ってしまいます。
ざっと100軒は下らない屋台が並ぶメインストリートには、
子供、10代の若者、幼子を連れた父親、母親たちでごった返していた。
クレープを頬張って、「はい!チーズ」で思い思いのポーズを決めて写真を撮る子供達。思わず私は、ぬっーと顔を出したい衝動に駆られた。
「勘弁してよー」とか「うちのお母さんの方がまだマシだよ」と大ブーイングを想ってぐっと堪えた。
一方の路地裏には中高年がぎっしり。
屋台の串焼き、イカ焼き、鮎の塩焼き、お好み焼きを肴にお酒を酌み交わして大盛り上がりでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿