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2021年5月11日火曜日

緊急事態宣言を延長


閉ざされたカフェ扉の前にぽつんと自転車があった。

明晩には、カフェには灯りがともって店内で香り高いコーヒーが飲めるはずだったのに。

東京、京都、大阪、兵庫に発出されていた緊急事態宣言の期限は11日の今日だった。
それが、新たに愛知、福岡を対象に加えて31日の月末まで延長されることとなった。
31日の解除の基準は相変わらず曖昧だ。

昨夜のニュース番組に出演したコロナ対策分科会のメンバーの小林慶一郎氏は、期日を目標にした方が国民が頑張れると発言していたけれど果たしてそうだろうか。


こちらは、4月末に撮影したある飲食店の張り紙。
4月25日の緊急事態宣言発出の日からの休業を知らせているけれど、再開の日にちは明記していない。
この度の延長を見越していたのだろうか。
緊急事態宣言延長に伴いIOCのバッハ会長の来日も見送られた。
何故に、延長に伴ったのかどうもすっきりしない。
バッハ会長の来日の「目的」も、「バッハ会長にご負担をおかけするから」と言う橋本オリパラ組織委員会会長の説明も釈然としない。
バッハ会長に同行する日本側の関係者、行先にコロナ対策で負担が大きいと言うことだろうか。
バッハ会長の感染リスクを心配してなのか。
バッハ会長が日本の医療逼迫の現状を見て心を痛めると言うのか。

 
もう一つ気になる話題がある。
総理と親しい国会議員がテレビ番組でミャンマー軍政府を擁護するかのような発言をしたと言うこと。
しかしこれにはなるほど、日本がミャンマーに太いパイプがあるから根気よく軍政府に働きかけると言い、明確に「ノー」を突きつけない理由を垣間見た気がしている。
 振り返れば、当初契約総額が466億円と言われたアベノマスク
 、後に260億円に縮小されたけれど、受注した企業のうち興和とマツオカコーポレーションはミャンマーで生産している。
 ミャンマーへの新規ODAを日本政府はとりあえず見送っている。しかしこれまでの支援にもどんな甘い蜜があっただろうと、過去の疑惑の説明責任を今だに果たさずにいる国会議員の発言だけについ色々と勘ぐってしまう。


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