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2020年8月27日木曜日

頼みのはずの西友が



24時間営業のスーパーマーケット西友は、ドラキュラの暮らしには欠かせない存在だった。
けれどこの度、利用しづらくなってしまった。
ドラキュラにとって、やはりこの世はサボテン街道だ。


 レジ機械が変わって、支払いも自動になってしまった。
お金の投入口も釣銭の受け取り口も、強烈なLED光のランプがピカピカだ。
金額の確認画面も顔面近くに設置された。
ドラキュラである私は、そうとは知らずに思わず後ずさりした。
間近にあんな光を受ければ、皮膚はもとより目がスポイルされてしまう。
人との接触で感染リスクが高まる新型コロナウイルス が自動化を促進させたであろう 。
24時間営業の西友が頼みの綱だったのに。
マハラジャ

係りの人が、昼間に来てくれればサポートすると言う。
昼間に西友に出かけられれば、何の苦労もない。
事情を伝えると、夜でもなんとかスタッフが対応してくれると言ってくれた。
「応じられません。」と言われるよりずっと、有難い言葉だけれど、いつもいつも「すみません。」と言ってお願いするのだな。
気疲れする。
精々1週間に一度の利用がいいところとなるだろう。
コンビニではそう言う店舗もあるけれど、既に私は利用できなくなっている。
昨夜は、心がヘナヘナとなって上を向くことができなかった。


まる一日が過ぎて、
目が不自由な人は、どうしているのだろう。
車椅子の人にも、決して優しくはない。
ハンディキャップのある人は「すみません」「すみません」と言い続けなければならないのだ。


東急ストアでは、最低でも一箇所で、支払いなどでスタッフが対応してくれるレジがある。
そこでは「すみません」を言わずにすんでいる。
今夜は改めて東急ストアに有難う。

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