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2018年6月4日月曜日

同窓会に向けて2

置地廣場

 この度の同窓会は、同期生の集いとなる。
私が同窓会仕掛人から仰せつかったのは、クラスの取りまとめだ。
あれこれ考えたけれど、先月の初めに、ごく普通に案内と出欠についての返信のお願いメールを出した。
返信の締め切りは先月末だった。
ところが、返信がきたのはごく一部だ。
これはいかに。
私の人望のなさを物語っているようでもある。
苦々しい思いで、返信してこない奴らの名前と
返信をくれたクラスメイトの名前を眺めて見た。
1人の男子を除いて、返信をくれたのは女子だった。
この結果をどう捉えたら良いのだろうか。
人望のなさではなく「モテない」ことを物語っているのではないだろうか。


それはそうだ。
高校生という多感な時期に、私は「モテない」人間だということを教えられた。
「モテる」「モテない」は、「善人」と「悪人」や「利口」と「馬鹿」と同じように生きていく上で知っておくべき人の大事な分類だと私は思う。
そして、「モテる」というのは天性のものだ。馬鹿がいくら勉強しても利口にならないのと同じだ。
利口な奴に馬鹿の苦労はわからない。モテる奴にモテない奴の屈辱はわからない。
モテる奴は、甘い蜜をしたためた花のようにミツバチがブンブンと寄ってくるのだ。
私は残念ながら、そういう女子ではなかった。
それを高校時代に知ることができたのは、良かったと思っている。
知らずに、社会に出たら、あれあれ?のおめでたい人にっていたか、トンチンカン女と言われる人になっていたかもしれない。
あるいは、成人してから己を知ることで、立ち直れないぐらい落ち込んで暗い人になったかもしれないのだ。


  高校時代にモテた女子から同窓会ご案内メールが届いたなら、
まず、『あっY子さんからだぁ〜』と昔のように胸がときめく。
そして、『今どうしてるだろう。相変わらず可愛いだろうなぁ〜。Y子さんが取りまとめ役なら、Y子さんは絶対に出席だな!僕も行こう!』という感じだろう。
あん子が取りまとめ役で悪かったな。
妄想しているうちに、我がクラスは、参加者少数で打ち止めで良いと思うに至った。
返信して来ない奴らに送る第二弾のメールは以下のとおりだ。
「来たければ来ればー」


今日の東京は最高気温28度、最低気温17度晴れ時々曇りの予報です。
今週も真っ直ぐな心を大事にまいりましょう。

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