聞き役の青年が言った。
「お前、メンタル弱過ぎ。」と。
日曜の夜、カフェで向かいあう若人は、
日常の悩みと将来について話していた。
青年は、また明日のコンビニのバイトが憂鬱なのだと言う。
「その客、だいたい決まった時間に来るのか?」
聞き役の青年が尋ねた。
「そうだな。だいたい夜の9時近くだな。」顔を歪めて青年が答えた。
「高々、数分のことだろ?コンビニの買い物なんてよ。」と同い年であろう青年が再び言葉を放った。
高々数分と言えども、感じの悪いその男が毎日来店することで、
心底嫌なのだと青年は駄々っ子のように言う。
青年は男の風貌についてその詳細を語った。
バイトの勤務時間を早朝にしてもらえれば、その客の接客ななくなるけれど、そうはしてもらえないと嘆くのだった。
「大学行こうかな?」とも言った。
「入学すれば、二浪したのと同じだな」と聞き役の青年が言う。
「だな。」
揺らすように私の心にも響いた「メンタル弱過ぎ」と言う言葉。
今日の東京は、最高気温22度、最低気温18度、曇り時々雨の予報です。
貴女のメンタルはどう?強靭ですか?
今週もお互いなんとか乗り切ってまいりましょう。
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