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2018年2月10日土曜日

苦悩の断捨離



実に悩ましい、
賞味期限が20年前に切れているすっぽんスープ缶が見つかった。
ごてごてしたいわゆるスープではなく、
滋養強壮のための無色透明なはずのスープだ。
インフルエンザで入院した時にお見舞いにいただいたお品だ。
当時、10日ほど食事が摂れなかった私は、
退院後にこのすっぽんスープでお粥を作って食べた。
高価なものなので、数缶食して、残りは大事に箱に入れたままとって置いたのだ。
今もすっぽんスープが無色透明かどうかわからない。
もったいなくて捨てられない。


今何故、すっぽんスープが発見されたのか。
佃煮を探した。
すると、2011年2月8日が賞味期限のホットケーキミックスが出てきた。白い粉が袋の中で岩のように固まっていた。
悩んだ末に、一応グルテンフリーをやっているので、このホットケーキミックスは捨てることにした。
2006年7月が賞味期限のカンロのど飴が出てきた。
これについては、5年以上悩んでいた。
どういうわけか飴には踏ん切りがついた。
そして露わになったのは、すっぽん缶が入った箱だった。
既に何の箱だか忘れていた。
3缶のすっぽんスープが、6缶入りの箱から出てきた。
また5年も悩むのか。
その間に私が死んじゃうな、
きっと。

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