過去 1 週間のページビュー

2018年2月28日水曜日

不二家の日



今日2.28(フジヤ)は不二家の日だそうだ。
いつ定めたのだろうか。
不二家もコマーシャル活動が盛んになっている。
不二家の日とは知らず、
昨夜も昔は不二家だった所のカフェで、
山桜のミルク珈琲を飲んだ。
甘いだろうと思ったら、甘さは控えめで、桜のエキスとさくらんぼの佐藤錦の果汁を合わせたというシロップがほんの少しかかって、美味しかった。
シロップが魅惑的な味でもっとたっぷり欲しかった。


 通うカフェは、私が元気溌剌だった頃は、喫茶スペースが併設された不二家だった。
店内のガラス越しに、お姉さんが、フルーツタルトの仕上げをしている姿を休日によく見たものだ。
人に歴史があるように、
企業にも歴史があって、
不二家も今や山崎製パンの子会社だ。

子供の頃のお楽しみのペコちゃんサンデーは今もあるのだろうか?
メロディーチョコレートもルックチョコレートもミルキーチョコレートも死ぬほど食べていた。
学生時代にはまったレモンパイ、アップルパイ、チョコ生ケーキのうち、レモンパイは姿を消した。
社会人になって好きになったモカケーキも見なくなってしまった。


不衛生な工場の実態が明らかになった時、
裏切られた思いがして、それから長らくケーキも買わなかったけれど、近頃たまに買うようになった。
昨夜もアップルパイを買って、不二家の日とシュークリーム誕生100周年を知ったのだ。
ペコちゃんが年も取らず、病気もせずに健在なことは励みになっているかもしれないな。












今日の東京は、最高気温14度、最低気温4度、晴れのちくもりの予報です。
ほんの少しだけですが温かくなりました。
元気を出してまいりましょうか。

2018年2月26日月曜日

確定申告終える



平昌五輪の閉幕と同時に、
確定申告を終えた。
と言っても、抱える難病の光線過敏の症状が重いので私が日中税務署に出向くことはできない。
毎年良人が提出に行く。
難病の医療費の支払いは結構な額になる。
通院にタクシーは欠かせないし、
今や難病の医療費も基本的には、普通の疾患とほぼ同額の自己負担となっているのだ。
少しでも納めた税金の還付を受けたいがために毎年確定申告をしている。
今回は、早朝税務署に出かける良人が不機嫌になった。
それで私はどっと疲れてしまった。
カーリングの女子選手たちのおやつタイムにリンゴを100個剥いた感じになったのだ。
五輪もあまり観るつもりはなかった。
けれど、スキーモーグルで原選手が最初にメダルを獲得したら、
のめり込んでしまった。
その五輪の幕が下りて、喪失感と確定申告を終えた安堵から、
まったりしたくなった夜だった。
閉店間際のカフェでは、気忙しいのでファミレスに向かうと、
清掃のため深夜は休業の案内が台に載っていた。
それを見て一気に力が抜けてしまった。
そうなると、選択肢はマックだけだ。
マックは、満員だった。
客席中央にはSEと思われる大勢の人が占拠していた。
店内の端には、打ち合わせをしている男性陣がいて、その隣の人が立ち去りなんとか席を確保した。
マックでは、客の誰もが、コートを着たまま、マフラーを巻いたまま座っていた。

私も同様にダウンコートを着たままでいたら、外は凍える寒さだというのに、マックフロートが飲みたくなった。
アルペン大回転のようなソフトクリームの撮影に夢中になっていたら、ふっと現れたコバエがあっという間に
ソフトクリームに接触した。


 ついていない日曜日でした。


2018年2月25日日曜日

祝!日本女子カーリング銅メダル



辛抱強く闘ってイギリスを敗った時、
涙が溢れてしまった。
カーリングでの初メダル獲得おめでとう!


おやつタイムをたっぷりとって、スイーツを沢山食べて疲れを癒して欲しいわ。

高木選手2個目の金メダルおめでとう!


 
 スピードスケート新種目のマススタートで、
高木菜那選手が見事に金メダルを獲得した。
計算された滑りに、よくぞ身体がついて行くものだと感激した。
パシュートに続いての金メダルおめでとう!


2018年2月24日土曜日

空しきブルーマウンテン



 金のなる木が家にあったなら、
毎夜タクシーに乗って銀座に行って、
ブラジルではなく
ブルー・マウンテンを一杯飲んで 、
またタクシーに乗って帰宅する。

先週の通院のご褒美は、随分前からブルー・マウンテンと決めていた。
過酷な通院となることはわかっていたから。
朝陽とともに、病院に向かい、
勢いづく日差しを背に浴びて帰宅した通院は、
予想以上に厳しいものとなった。
帰りのタクシーではエアコンで冷やしてもらったけれど、完全遮光の上着をまとった身体は汗だくになった。
そして通院の翌日、恋い焦がれていたブルー・マウンテンを注文した。
ブルーマウンテンを飲むのは、ブログに綴ることができないぐらい昔だ。
乳飲み子で、ブルマンを飲んだのかということになる。
テーブルに置かれたブルマンは、特別扱いはなくブレンド同じカップに淹れられてきた。
ブルマンを待ち受ける私は緊張しているのに、
テーブルに置いたお姉さんはいつもと同じように、
ただそれを置いた。
写真に撮ってみても、どこがブルマンか全くわからない。
褐色もブレンドとの違いがない。
湯気がふんわりとブルーと立つわけでもない。
そんなことを考えつつも冷めるのを恐れて、急いで口に含んでみた。
そして私のドキドキが止まった。
飲んでみてもブレンドとの違いがわからなかったのだ。
かつて飲んだブルマンには、際立つうまさがあった。
気品ある甘みに、うっとりしたことを覚えている。
「これがブルーマウンテンか」と。


ブルー・マウンテンが悲しく沈んだ。
何かの間違えではないかと思ったけれど、
通院後、食欲もなくかったるい日が一週間続いたので、
体調不良で味がわからなくなっていたのかもしれない。
もう一つ考えられる理由は、
今やマックの100円コーヒーでさえも、侮れないうまさだから、押し並べてコーヒーが美味しくなって、
ブルマンの良さが格別というものではなくなったのかもしれないということだ。
置地廣場

一杯900円のブルマンはブレンドの2倍より少々高い。
まあ、一晩カフェをお休みすれば、ほぼ同じ支出だけれど、
それがどうして、できないしがなさよ。
次にブルマンを飲むのはいつになるだろう。
大して美味くなかったから、金のなる木でも生えてこなければ、
一生飲まないことになるのかな。

2018年2月22日木曜日

春節に金のなる木



「チャリーン、チャリーン」
「はらはら、はらはら〜」
硬貨が次々に音を立てて落ちてくる。
蕾のように固く巻かれた紙幣が、
開花するように膨らんで、はらりと落ちて、
おでこに貼り付き、頬を滑る。
ようやく目覚めた私は、
「今日もこんなにお金が成ったのね。
でも欲しいのは、お金じゃなくて、健康な身体、太陽に当たることができる普通の暮らしなの。」
と呟くのだろうか。
部屋の中に、こんなお金のなる木があったなら。
でもきっとそう言いつつも、
あさましく毎日かき集めて、夜な夜な銀行のATMに預けるに出かけるのだろうな。
少なくともお金があれば、太陽光の忍び込まない地下室のある家が建てられるか。


 金のなる木と龍の写真は、カリフォルニアに住む友人S子から送られたものです。
春節を迎えたラスベガスだそうです。
硬貨も龍も囁くように輝いて、
金色ってやはりわくわくします。

2018年2月21日水曜日

祝!日本女子パシュート金メダル



パシュート金メダルおめでとう。
後半、オランダを追い上げていった時、胸が熱くなった。
結果は、五輪新記録でもあった。


決勝は、高木美帆選手、高木菜那選手、佐藤選手が、
準決勝は、高木姉妹と菊池選手の3人が 闘って獲得した金メダルとなった。
3人は氷上で一体となって強さを発揮した。


お疲れ様でした。


2018年2月20日火曜日

祝!小平選手金メダル



小平選手金メダルおめでとう!
努力の数のガーベラをどうぞ。
小平奈緒選手は、スピードスケート 1000メートルで銀メダルを獲得した後、500メートルで五輪新記録を出し、待望の金メダルに輝いた。
0.1秒でも速く滑るために、
自らを律して、奮い立たせて来たことでしょう。


体脂肪率も女子では限界と言われる域まで落としているとも言われている。
勿論これからも期待するけれど、
競技後はちょっと緩めてラーメンでも食べてもらいたいわ。





2018年2月19日月曜日

日曜の夜のカフェ



寒い夜だった。
手袋をはめた手の指先の感覚がなかった。
なのにカフェには人が異様にいた。
通院の疲れが取れずに、コーヒーが美味しく飲めないので、
温かいココアにした。
席に座って一息入れてココアを飲もうとした時、
最初に感じた異様さが、
人の多さだけではないことに気がついた。
店内の客の全てが男だったのだ。
誰もが必死に勉強や仕事をしていた。
中には、一年中勉強をしている常連の中年もいたけれど、
やや若い男性が多かった。
数えてみたら、14人だった。
客が出入りするたびに風が入る席はどれも空席で、
14人は、狭い空間に密集していた。
 

パソコンに向かっている者4人、
電卓を叩く者2人、
マスクを着けている者4人だった。
野郎ばかりのカフェは、
癒しもなけりゃ
目の保養にもならない。


考えてみれば、
学生時代も職場もこんな光景だった。
けれど、どうにも息苦しかったのは、
漂う緊迫した空気の中に、
私1人が、だらりんとしていたからかもしれない。
皆んなは、それぞれの金メダルを目指しているんだな。
カフェの空気がどんどん薄くなっていくような感じがして、
私は、カフェを出てしまった。


今日の東京の最高気温は9度、最低気温は1度、
晴れ時々曇りの予報です。
今週も、寒い毎日となりそうですが、五輪で健闘する選手を熱く応援しましょう。


2018年2月18日日曜日

祝!日本男子フィギュア金、銀メダル獲得



羽生選手の金メダル、
宇野選手の銀メダル共におめでとう。
羽生選手のフリー演技後半に突入して、
「羽生の体力は大丈夫か」とのアナウンサーの言葉に、
言ってくれるなと、手に汗握った。
羽生選手は、闘いながらも4分30秒を冷静に演じ切った。
強い姿は、人に感動をくれるんだな。


2018年2月17日土曜日

通院辛苦



暑い日が通院でした。
太陽の光と、
それを防御する上着の熱さで、
やはりまいってしまいました。
眼も痛むので、今夜はこのあたりで、すみません。


皆様におかれましては、良い週末をお過ごしください。

2018年2月14日水曜日

苦々しい確定申告



 医療費の還付請求のために、
領収書一枚一枚を確認して集計する作業をコツコツとやっている。
一枚たりとて無ければ、認められない。
この作業が実に苦々しいものとなった。
今になっていわゆる森友学園問題で国有地売買に関する交渉記録と言える文書が財務省から続々と出てきた。
昨年の国会審議は何だったのか?
昨年の会計検査院の報告にかかった作業は無駄なものだったのではないだろうか?
国会議員の給料も、検査院の職員の給料も全て国民の税金だ。
交渉記録を「破棄した」と答弁し続けた財務省の当時の理財局長の給料も首相のポケットマネーから出ているわけではない。
  そして、財務大臣が声高らかに、「適材適所」と言う、前理財局長が国税庁長官とは。
謝罪と真実を述べる責務があるはずだ。

2018年2月12日月曜日

カフェにて



 雨がしとしと降る寒い金曜日の夜、
虚しさを埋めるために入ったカフェだった。
細く絞られたスーツを着た若い男が隣にいた。
冷える夜だというのに、男は赤いストローに口を寄せて冷たいのを飲んでいた。
紺地に白いストライプのスーツで、髪の毛をハリネズミのように尖らせている男だった。
ホストかと思ったら、傍にビジネスバッグを置いていた。
男の細い背中に何故か明るさがあった。
スマホを見るその男の姿は、気のせいか揺れているようにも見えた。
すると間も無く見えない誰かと話を始めた。
「階段を降りたら、目の前の横断歩道を渡って。あっ、見えた見えた。」
向かい合う誰かがやってくるようだ。
女に違いないと私は思った。
信号機が青に変わると、傘をさした人々が向かってくるのが、カフェの窓から見えた。
どの女だ?私はとかく派手な女を目で追った。


すると、「ごめん、待った?」
私の目の前に立った女は、驚くほど地味な女だった。
女は、男に何を飲んでいるのか尋ねると、同じものを飲むと言って、荷物を椅子に置いてすぐさまドリンクを買いに行った。
女は、トレーに飲み物を載せて戻ってくるなり、男の飲み物を見て「ストローがない!」と言った。
そして、ストローを探しに再びカウンターに向かった。
ストローは、カウンターにはなかった。
女は、スタッフにストローを要求することなく戻ってきた。
「いいや、口紅つけてないし、このまま飲むわ。」と言った。
そして小さな声で「いただきます」と言った。
「いただきます」のその声が私の心にとても温かく響いた。
女は、ミリタリーカラーのフードがついたジャンパーを着て、パンツを履いていた。口紅をつけていないと言ったけれど、お化粧を全くしていないように見えた。
「髪の寝癖に水をつけたけれど、すぐまた上がってくるんだよ。」と女は男に言った。
女は、アンパンのように丸い顔で、髪は、セミロングほどにも長くなく、だからと言ってショートヘアでもなかった。
メガネの奥のつぶらな瞳が笑うと、への字になった。


 女は、季節の飲み物を飲んで幾度も美味しいと言った。
「これ美味しいね。」
と。
そして、
「私、職場でいじめにあっているんだ。」と言った。
「ADバッグ、皆んな机に置きっ放しなんだけど、この前、私のだけなくなってさ、そうしたら、置きっぱなしだからいけないんだと、すごく怒られてさ。」
女は、小さな声で淡々と続けた。
「机の下にも皆んな私物置いていて、私だけダメだと言われて、荷物出して、荷物のスリッパちょっと置いた瞬間に、そのスリッパ思いっきり踏まれたんだよ。」
するとハリネズミヘアの男が、「大丈夫か、ひどいな。」と言った。
 女は、瞳をへの字にして言った。
 「いいの。いつか暗殺してやるから。」
男が笑った。
そして「ご飯食べに行こう!」と言った。
女は「うん!」と言うと同時に、さっと男のトレーと自分のトレーを一度に持って、 返しに歩いた。





2018年2月10日土曜日

苦悩の断捨離



実に悩ましい、
賞味期限が20年前に切れているすっぽんスープ缶が見つかった。
ごてごてしたいわゆるスープではなく、
滋養強壮のための無色透明なはずのスープだ。
インフルエンザで入院した時にお見舞いにいただいたお品だ。
当時、10日ほど食事が摂れなかった私は、
退院後にこのすっぽんスープでお粥を作って食べた。
高価なものなので、数缶食して、残りは大事に箱に入れたままとって置いたのだ。
今もすっぽんスープが無色透明かどうかわからない。
もったいなくて捨てられない。


今何故、すっぽんスープが発見されたのか。
佃煮を探した。
すると、2011年2月8日が賞味期限のホットケーキミックスが出てきた。白い粉が袋の中で岩のように固まっていた。
悩んだ末に、一応グルテンフリーをやっているので、このホットケーキミックスは捨てることにした。
2006年7月が賞味期限のカンロのど飴が出てきた。
これについては、5年以上悩んでいた。
どういうわけか飴には踏ん切りがついた。
そして露わになったのは、すっぽん缶が入った箱だった。
既に何の箱だか忘れていた。
3缶のすっぽんスープが、6缶入りの箱から出てきた。
また5年も悩むのか。
その間に私が死んじゃうな、
きっと。

ドラキュラが見る風景



 東京でも、氷点下の冷え込みの日がまた続いている。
駅の改札近くのパネルに
そっと巻かれたマフラー、
サユリストっているんだな。

2018年2月9日金曜日

マスクはマナー



夜の街を行き交う人々、
右を向いても
左を向いても
「ゴホン、ゴホン」


先週、久しぶりに出勤を続けた良人は、
菌をもらってしまったか。
今週は、喉の痛みを訴えて、寝込んでしまった。
それまでずっと家の部屋の中に篭っていた良人は、
無菌豚のように無菌状態だったわけだな。
Toujours Debuter 

今日金曜日の東京は最低気温マイナス1度、最高気温10度、
晴れ時々曇りの予報です。
無事にご健康な方も、
風邪をひいておられる方もお疲れ様でした。

2018年2月7日水曜日

通院でぃ〜



おののいた
強烈な日差しに。
タクシーから降りて病院建物に入るときに
浴びた太陽光、
一瞬生きた心地がしなかった。
春の日差しだった。
太陽は傾いている時刻だったのに。
初冬の日差しとは、打って変わった。
日中がこんなことになっているとは、知らなかった。
ドラキュラだから、
太陽光をシャットアウトした部屋に篭り、
外出は真っ暗な夜だけだ。
夜の寒さには、春の気配など全くない。
苺のフルーツサンド

通院は苦痛以外の何物でもない
病院から生きて帰ってこれたなら、
グルテンフリー もかなぐり捨てて、
これを食べようと決めていた。
苺のフルーツサンドだ。
真っ暗になるまで病院に潜んで、
苺サンドへの思いをひたすらに、目的のカフェに向かった。
カフェには、いつものカフェにほぼ毎日いる男性がいて少々驚いた。
もっと驚いたのは、
テーブルに現れた苺のサンドイッチだ。
ど迫力!
ごろっとした苺が、
生クリーム塗れだ。
苺がスライスされて、お行儀よく挟まっているのより
強烈で良い感じだった。
病院帰りには丁度いい具合にフォークも添えられていた。
病院には、猛威を振るっているインフルエンザの患者もいたはずだ。
手を洗って、お手拭きで拭いても、指先のどこかにウイルスが付いているかもしれない。
そう考えて、最初はフォークで食べていたけれど、
やはりがっつり噛み付きたくなって、
途中でフォークは置いてしまった。
抱える難病のことを一瞬忘れて、
苺のフルーツサンドイッチに夢中になった。
苺の甘みもいい具合だった。
生クリームもおそらく純正の生クリームだ。
珈琲は本日のお勧めの有機栽培珈琲にした。
サイフォンで淹れてくれるお店で、格別に美味しい。
お代わりが100円になっていた。
以前は半額だった気がして、なんだか遠のいていた幸福が
突然襲ってきたような気持ちになった。
お代わりはアメリカンにしてみた。
お代わりもサイフォンで淹れてくれた。
初めて飲むアメリカンもすこぶる美味しかった。
いいぞUCC、また行こう。