過去 1 週間のページビュー

2017年9月20日水曜日

森友・加計問題から逃げて解散総選挙へ



 今月28日に召集予定の臨時国会の冒頭に衆議院を解散するという。
つい8月3日に仕事人内閣と言う改造内閣が発足したばかりだ。
 民進党のゴタゴタ、新党のバタバタを狙ってのことと、誰しもが思っているだろう。
与党は、勝算ありと踏んだのだろう。
置地廣場

来たる臨時国会では、
森友学園問題加計学園問題での多々ある不明朗な経緯が説明されるべきだった。
 森友問題については、国有地の8億円もの値引きについて、学園側の要望する金額に近づけるために「努力している」と学園側に伝えた財務省職員の音声データの存在も明らかになった。
  しかし、現国税庁長官の佐川氏(前財務省理財局長)は、3月の国会で
「そう言う価格につきまして、こちらから提示したこともございませんし、先方からいくらで買いたいと希望があったこともございません。」と答弁しているのだ。
価格交渉の経緯でも明らかに矛盾が生じている。
 加計学園問題では、獣医学部新設計画がとんとん拍子で進む前に、今治市の担当者らが、首相秘書官との面会を果たしている。しかし、当時の柳瀬首相秘書官は、参議院予算委員会で、
「記憶する限りはお会いしていない。」と答弁し、面会場所が首相官邸であるにもかかわらず記録もないと言う。
今治市の出張記録にあって、一方の官邸側にないと言う食い違いだ。
森友学園については地検の捜査中であるけれど、検察まで『忖度』と言うこともあるだろうか。
真相が、藪の中へならまた繰り返されるだろう。

0 件のコメント: