夜、
歯科医院で、
あんぐりと口を開けている丁度その時に、
宇都宮氏は出馬取りやめを表明していた。
治療が痛かった上に、
突然の出馬断念の知らせに、
がっくりした。
ツンツンしていた方が、
白々しいほど柔らかな喋り方、態度に様変わりした。
しかしその発言は、ライバルには刃を向けるがごとく、
「16万人の優秀な役人がいるのに、もう一人の役人が加わってなんなんだ。」と言えば、
確かに実務家勢+実務家でもなとも思う。
国政を語っているのかという人が、
「最後は人間性です。」と言えば、そりゃそうだと思う。
注目されていた4人が並んだ一昨日の会見が、
就職の面接試験だったらどんなものだろう。
面接官は、
Aさんには、「ご両親には当社への就職は反対されているじゃないの?」
Bさんには、「当社への就職はお父様に勧められたからなんじゃないの?」
Cさんには、「君、受ける会社間違えてない?」
と尋ねて、ため息をつく。
同席する他の面接官達もざわつくという感じ。
候補者3人の話は漠としていて、
これといった具体的な施策は示していなかった。
そんな中で、
数々の施策案を明らかにしていたのは宇都宮氏だった。
しかし、宇都宮氏が断念せざるをえないこととなってしまった。
宇都宮氏は、前回の都知事選からずっと支援者らと都議会を傍聴して都政を見て考えてきたという。
支援者もどんなにか苦い思いであろう。
昨日の告示日には総勢21名の方々が立候補した。
21名というのは、過去最多だそうだ。
一体誰に大きな打ち上げ花火が上がるのだろうか。
今日の東京の、最高気温26度、最低気温22度、曇り時々雨の予報です。
蒸し蒸しと暑い金曜日となりそうですが、とりあえず週末です。
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