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2015年7月9日木曜日

戻せないから、進める?新国立



光線過敏症状の重いドラキュラなので
昼間の様子は全くわからないけれど
夜の雨は、本格的でカメラを入れたバッグもずぶ濡れになった。
毎日毎日よく降るものだ。
コーヒーショップで、雨の日の来店サービスに次回50円割引券をもらった。コーヒー代もバカにならないから、うれしかった。
さて、懸案となっていた新国立競技場の建設は、総工事費が破格の2520億円で進められることになった。
北京五輪のスタジアムが540億円、ロンドン五輪で610億円と言われているから、桁違いだ。おまけに、 可動席分が含まれていない ことなどがわかりさらに金額は膨らむという。
呆れて言葉にならない。
はっきり言って、美しい弧を描いたような金食い虫のアーチは要らない。
機能性とローコストが五輪のコンセプトであろうに。
契約と時間の問題で、すでに後戻りできないという状況なのだろう。
ずさんとしか言いようがない。
競技場の場所がら、周辺に空き地や敷地に余裕がなく工事を同時進行させることもできないと言う。ちょっとした施設の建替では、念頭に置かねばならないことだ。
収支予想は笑ってしまうような、図った数値に見える。収入が40億8100万円、支出が40億4300万円で3800万円の黒字としている。
開閉式屋根のスタジアムは、故障が頻回でメンテ費用が相当なものになっていると言う。名古屋のスタジアムは、ついに常時開放とするしかなくなったそうだ。収入も支出もいくらでも数字は作れるものだ。お役人の最も得意とするところ。
 月に12万円の年金生活が苦しくて、他人を巻き添えに新幹線内で焼死自殺した事件がつい最近起きた。12万円で家賃を払って、社会保険料や税金を納めれば、暮らしていけない。12万円に届かない年金受給者も多くいる現実だ。
生まれた時から、お手伝いさんがいる暮らしの人々が、政治を司ったり、施策草案をつくったりするものだから、現実の国民の生活と乖離したとんちんかんなことになっている気がする。

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