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2015年7月2日木曜日

なでしこ、忍耐が導いた勝利

誰もが、延長戦突入だと思っていただろう。
延長戦が始まる前にトイレに行っておくかな、と考えていた後半アディショナルタイムに、目を疑うことが起きた。
川澄選手のクロスに反応したイングランドのバセット選手が図らずもオウンゴールだ。
屈み、俯くバシェット選手の横顔がアップで映し出されて、居た堪れない気持ちになった。
アナウンサーが「敵ながら可哀想な結末」と言葉した。
互いに中3日での試合は、 移動があったイングランドに不利かと思ったけれど、全体的にイングランドが優勢な試合運びとなっていた。
押され続けて、普通なら、もうくじけるだろうという感じだった。けれども、なでしこの選手達は決して折れずに、勝ちにこだわる気迫に漲っていた。
 それと勇敢な姿を見せた宮間選手の姿が深く印象に残った。有吉選手が倒されて獲得したPKに、手を上げた。本田選手のように、我が蹴らずして誰が蹴るという感じだ。
そして、取った間の長いこと、審判から注意されるのではというぐらい長かった。キーパーが僅かに動いて、力強いキックはゴールを決めた。図ったとおり。
試合後、バセット選手には温かい言葉も寄せられているらしい。本人はしばらく立ち直れないだろう。
決勝進出を祝して、今夜2回目の佐藤錦のミルク珈琲を飲んだ。ほんのり甘く華やかで、勝利の味がした。
あと一試合で頂点だ。
頑張れなでしこ!


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