そして、届いたメール、9年前の入院の際にパンツ(下着)を送って欲しいとお願いして、ズボン(パンツ)を病院に送ってきた友人からだった。(事実は奇なり)
誕生日を覚えていてくれたのだ。おめでとうの言葉の後に、家族が増えたと綴ってあった。従順な男の子で、今はこの息子と遊ぶのが楽しみだと。写真を添付してくれたけれど、ガラの携帯で画像が読み込めない。
彼女は少女時代からすこぶるモテたのだ。さしたる美人でもなく、特別可愛いというわけでもないのだけれど、男子、男性がひきつけられる特別な雰囲気があるのだ。それは、彼女が意識的に作っているわけではなく、天性のものなのだと思う。そして、一見は大人しいように見える彼女は、とてもアクティブなのだ。私と彼女には、パンツ事件からおよそ9年のブランクがある。彼女がこの9年、どんなふうに生きていたかさっぱりわからない。すでに10年前には、彼女の人生はこんがらかっていた。
パソコンに転送して、パソコンを立ち上げる間に、彼女と私との交流の再開自体も、この送られて来た画像も、開けては行けないパンドラの箱のように思えてきたのだった。
息を飲んで、現れる画像を待った。そして現れたる画像、それは、可愛い犬の画像だった。確かにこのブログには幾枚かの犬の写真を掲載している。うちの子の方が可愛いと思ったかもしれないし、単に今は、そのうちの子に夢中なのかもしれない。
しかし、私はどっと疲れてしまった。彼女との復縁は、ブログネタになるかもしれないけれど、身体に障りそうだ。
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