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2013年11月8日金曜日

光線過敏対策

やっと今日、我が家のLED工事がなされました!
待望のLED !
時節柄、クリスマスのイルミネーションと思われるでしょうが、そんな夢のようなお話ではありません。
キッチンの天井のお話です。
光線過敏の症状が始まってから5年半の間、我慢してきましたが今年の夏、ついに限界がきたのです。
これまで一応は、UVカットの蛍光管でしたが、SPF50の日焼け止めなんかでは、防御になりません。日焼け止めで凌いでいた日々の跡は、悲しいほど額をぼこぼこにしています。結局、日焼け止めと完全遮光の帽子を被って、首にUVカットのカバーを巻いて、台所に立っていました。さながら、ベトナムの人が田植えをしているような格好です。完全遮光の帽子は全く通気性がないので、蒸れて台所を離れる時は投げ出して、スプーン1本を取る時は、また帽子を被るか電灯を消すかという面倒極まりない事態です。
 今年は、ついに暑さでネックカバーを外してしまったら、さあ大変、首の後部が火傷です。光線過敏の症状が始まった当初から、LED工事の事は念頭にありましたが、病名も明らかになり、LEDの寿命より自らの命の方が短いわい!と、諦めました。
LEDの直管は、工事が必要な為、相当の費用がかかるのです。
自らの稼ぎも無くなり、毎日の日焼け止め代、検査代、治療代、通院の交通費はもとより、完全遮光カーテンを誂えたり、通院のための完全遮光の 上着や帽子を取り寄せたり、とてつもなくお金を費やさなければならなかったのです。
しかも、LEDでアレルギーを起こさない保証もないのです。
紫外線の量は、蛍光管に比べればはるかに少ない(蛍光管40Wタイプで比較すると、T社製品でLEDで紫外線放射強度0.002μW/cm2、蛍光管で紫外線放射強度 0.79μW/cm2)です。
 しかし、あらゆる家電についている運転ランプは、米粒ほどのLEDでも、エアコン、空気清浄機、テレビ、インターホンと、ことごとく駄目なのです。一方、コーヒーショップなどに設置されているLEDは天井も高いせいか、私自身が日焼け止めを塗っているせいか大丈夫なのです。果たして、効果はいかほどかわかりません。
光線過敏対策は、これまでも試行錯誤の連続でした。とりあえず、ほんの一瞬お茶を入れる程度の時間にわざわざ完全遮光の帽子を被らなくても、日焼け止めでオーケーなら御の字と決断した次第です。 時はすでに5年半も経ち、なんとまあ、私は生き続けているし、来年には消費税も上がるし、というわけです。
 LEDは紫外線量が一番少ないと目される、黄色い電球色にしました。明るさは期待していませんでしたが、常々は、消灯状態のキッチンに灯りが灯るわけで、キッチンと壁なく続く居間のたった3個の小さなハロゲンライトだけでの室内は、とりあえずぐっと明るくなりました。お化け屋敷から、お化けが浄化されて天国に上ったようでございます。肌や眼への影響は、これからですが、帽子を外して日焼け止めだけで、まずは、10秒からのお試しです。

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