求めているものは、上質のゴールド? |
しかしながら、エスプリもなく、これが言いたいがために、あんこは生きているというメッセージ性のある今日のブログです。
お話はKさんのお話です。
Kさんは、高齢で1人暮らしで、足が不自由で外出は車いすです。そんなKさんは、転倒して眼の上を切る怪我を負い、タクシーで15分程度の眼科クリニックに行きました。勿論1人では行けないので、ヘルパーさんが付き添いました。眼の上は、縫合してもらい、壊れた眼鏡は新調することになりました。抜糸も済んで、眼鏡を新調するに当たり、今度は白内障の手術をしましょうとクリニック院長に言われたそうです。手術は簡単で、日帰りで、できるという話に、すっかりその気になったKさん。
しかし、1人暮らしで歩行も困難なKさんは、術後どうやって自宅で過ごすのでしょう?ヘルパーさんが、いるのは1日のうちに1時間程度です。ケアマネージャーからも、入院で手術をしてくれる病院を紹介してもらった方が良いとアドバイスされ、その眼科クリニックに紹介状のお願いをしました。すると、どうでしょう、白内障手術の勧めは、トーンダウンです。本人が、独居で、歩行困難という状況を知らなかったから、簡単にできると勧めたと言うのです。
地域医療に毎日懸命に取り組んでいたら、ブログの更新もままならないと思うわよ。 |
既に結構なお年であるその医師は、臨床経験30年以上のようです。患者の身体状態や生活環境を尋ねる計らいができないのでしょうか。出版書籍も何冊もあるようです。医師が患者に向き合っているのではなく、何か他のものを追求しているのではないかと思ってしまいました。
「先生が今月は1番ですか、私は、3番に落ちましたよ。来月は、がんばらなくちゃ!」 |
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