イランの強烈なスパイクは矢のように日本のコートに突き刺さり、日本のスパイクは、イランにブロックされて決まらない。
イランにはアジア選手権でも日本は破れている。イラン選手勢と日本との対格差は、 欧州選手勢ほどはないけれど、力の差を見せつけられた。
日本は初戦でアメリカから1セットを奪ったものの、敗戦し、ロシア、ブラジル、イタリアには、イラン同様1セットも奪うことができずにストレート負けとなった。いずれの試合も歯が立たないとは、このことだと言うように、あっと言う間に得点されて、試合は終わってしまった。動揺もじれもなく、唖然としてしているうちに、毎回試合は終了!という感じだった。アナウンサーも日本にかける言葉がなくなって、相手国を褒めていることが多かった。
ちなみに、ロンドン五輪では、ロシアが金、ブラジルが銀、イタリアが銅のメダルを獲得している。世界ランクは、ブラジル1位、ロシア2位、イタリア3位、アメリカ4位、イラン12位と真に世界トップの国々だ。日本は、世界ランク17位だ。
日本の失点で目立った、コンビミスはチームがまだ未成熟だから仕方ないと思うけれど、スパイクミス、サーブミスはあまりにも痛ましかった。サーブミスは日本のお家芸か?と思われるほど、ロンドン五輪予選の時から続いている。男子バレーボールの試合は、テレビでは、滅多に放映されなくなっていた。けれど、今大会は、開催国が日本ということからか、テレビ放映され、しかもゴールデンタイムの生放送だった。バレーファンは、これで男子は、ゴールデンタイムテレビ放映は、再びないであろうと嘆いているだろう。バレーボール男子にも、期待したい!という気持ちは今も変わらない。がんばれ!
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