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2020年9月10日木曜日

9月の憂鬱が消えないわけ



9月の憂鬱を綴った後に、
昨年も同じタイトルのブログがあることに気がついた。
昨年の方が、どくどくと憂鬱が伝わって、なんだか今年のブログが劣化しているようで、さらに憂鬱になった。
酷暑が身体にこたえてかったるいから憂鬱が消えないのだろうか。
世の中の自動化が進展すると、LEDライトが同時に増えて、
ますます不自由になることが、私の気持ちを落胆させて、
どうにも生きて行くのがしんどくなっているのも事実だ。
2016年9月7日撮影

  もう一つ、今年は荒井裕子さんの個展に行けないことも大きいのだろうと思う。今年は閉館の時間が早くなって、間に合わないのだ。
個展に出かけるには、事前に体調を整えたり、何を着て行こうかなと考える。
当日は、ワクワクを抑えて辺りが真っ暗るのを待って家を飛び出る。
電車内では、有楽町駅までの停車駅がもどかしく、ようやく着いたかと有楽町駅を降りて、1分でも長く鑑賞しようと伊東屋さんへ急ぐ。
そうしてたどり着いた会場で、ぐるりと見渡して、数え切れない新作に、驚いて、感心してから、一作づつ楽しむ。
風景を捉えて、色を選んで、描くということ、好きを超えたところにあるのであろう情熱から、気がつかないうちにエネルギーをもらっているのだと思う。
四季を感じさせるイタリアの来年のカレンダーを当たり前のように買って帰ってくる。
あれれ、生きるのがもうしんどかったんじゃないの?という感じになるのだ。
2016年9月7日撮影



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