杉花粉で重い症状が出る人がいるとは話に聞いていたけれど、
今回の私の症状はそれだったようだ。
息をしても痛む背中上部の痛みの具合は、
焼け付くような痛みで、
かつて横紋筋融解症を起こした時の感じに似ていた。
食べ物を飲み込む時にも、痛み、つっかかった感じで 辛かった。
ほぼ2週間寝込んでしまった。
まだ背中の上部は痛むけれど、この週末、血液検査の結果炎症反応(CRP)は落ち着いた。
医師によれば、私のような自己免疫疾患の場合、光や化学物質と同様に 杉花粉に免疫系が異常に反応して、サイトカインが増殖してしまうのだと言う。
今回、食道や気道に炎症を起こしてしまったのではないかと言うのだ。
自己免疫疾患だから、こう言うことが起こるし、こう言うタチだから自己免疫疾患になったとも言えると。
月初の血液検査で、CRP0・5、白血球、好酸球も高くなっていた。
けれど、CKが基準値内だったので横紋筋融解症を起こしているわけではないとのことだった。
この時、抗生物質を飲む事を勧められたけれど、抗生物質は学生時代に相当飲んだので、ちょっとためらってしまうのだ。 とりあえず熱が出てきたら抗生物質を飲む事とした。
結局、発熱はなかったので、抗生物質は飲まずにいた。
抗生物質を飲まずにCRPが下がってきたことは、驚くと同時に、杉花粉の飛散が収まってきたからではないかと言う医師の説明にも納得できた。
確かに私は、杉花粉のアレルギーが血液検査でもかなり高い。
この難病を発病したのも14年前の3月だった。
最初は杉花粉の典型的なくしゃみ鼻水だったけれど、やがて喘息発作が続き、ついには腎臓が炎症を起こしてネフローゼになったのだ。そしてその翌年も同じ時期にネフローゼになった。
サイトカインは全身に炎症をもたらすのだ。
だから杉花粉の季節のとりわけ3月は私にとって鬼門だと言う事は充分承知していた。
今年は、喘息も一度きりで、鼻水もあまり出なかったのだけれど、
気道と食道が炎症を起こして、背中の上部が酷く痛んだと言うわけなんだな。
心配した友人から電話やメールをもらった。
まだ白血球は高いですが、杉花粉の飛散が収束すれば、
回復してくると思います。
読者の皆様にもご心配おかけしました。
これから杉花粉の季節はどう過ごしたら良いのだろう。
昼も夜も修行僧のように家の中に篭るのか?
私は篭るのが辛いタチなのですよ。
以前、付けていた烏天狗のような防御マスクを装着するかな。
八重桜が大好きだから、出ちゃいましたよ。
で、また背中痛みます。
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