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2013年10月31日木曜日

かぼちゃの祭典

今日でかぼちゃの品評会も閉幕らしい。9月のおしまいから、街にはかぼちゃが溢れ出した。ぺこちゃんも、ほっぺにコウモリを付けて、かぼちゃのベルトなんかして、それらしい出で立ちだ。
エレベーター待ちで階数表示を見上げれば、そこにもかぼちゃがあった。花屋はもとより、レストラン、スーパーと、そこここに食えないかぼちゃが転がっている。




そして、かぼちゃのプリン、かぼちゃのパイ、たい焼きやお饅頭の餡までかぼちゃだ。カロチン信仰で、年中毎日かぼちゃを食しているため、げんなりだ。明日からは、クリスマスモードだな。

2013年10月30日水曜日

みのさん会見

 朝の情報番組を降板するにあたり、先日 みのさんの会見があった。 つまることころ、まだまだしゃべり続けた〜い(司会をやりたい)という訴えだったのか。
 毎朝、みのさんを拝んでから眠りについていた私としては、がっくりとする会見だった。
 息子とは言え、罪を犯したことの社会的な重さを感じているのか?
 テレビの生放送中にみのさん本人が、女性アナウンサーのお尻を触るのは、女性アナウンサーが「とちる」からとはどういうことなのか?
 庶民派でスバッと言うと評価していたのは、とんだ勘違いだったと気づかされた。年間何億円もの大金を稼ぐのに庶民派のはずもない。そして、放送界の大御所は、周囲にちやほやされてきたのだろう。 この期に及んでも、記者、同業司会者、コメンテーターと呼ばれる人々の多くが、みのさんに気づかいをする発言をしている。そんな環境は、身内や自らの行いを客観視させなくなっているようだ。


2013年10月29日火曜日

患者のつぶやき4


ねえ、聞いて
歩くことができなかった時には、巻き爪に悩み、歩けるようになったらタコに悩んでいるのよ。

2013年10月26日土曜日

みのさん

巷にかぼちゃが転がっているこの頃、ついにみのもんた氏が朝の報道番組「みのもんたの朝ズバ」の司会を降板することが決まったという。この番組は2005年の3月末から放送が開始されていた。みの氏は、テレビ、ラジオ界のモンスターのように、他にもいろいろな番組で司会を勤める売れっ子タレントであることは言うまでもない。
 そのみの 氏の次男が窃盗未遂で今月、再逮捕された。30歳を過ぎた息子とみの氏は別人格だから、その責任を父親のみの氏が負うのはおかしいという話もある。
 しかし、素直に、どう教育されたのだろうと思うのは私だけではないだろう。何か事件が起きた時、「親の顔が見てみたい」とはみの氏は言えない。

2013年10月24日木曜日

いいとも

友達の友達は皆友達だ、世界に広げよう友達の輪
 お昼のテレビ番組「笑っていいとも」が来年の3月で放送を終了するという。 来年で、なんと32年間も続いたことになる。学生時代、「いいとも」しか言わない友人がいた。
学食行こうか?「いいとも!」
さぼろうか?「いいとも!」
バイト行くからウチで待ってて?「いいとも!」
という具合だった。
社会人になってからも、近所の友人の家を日曜の朝に訪ねると、
お姉さんがパジャマの上にカーディガンをひっかけて来て、おもむろにテレビをつけ、決まって『笑っていいとも増刊号 』を見ていた。
お姉さんは今でも、いいとも増刊号を見ているだろうか?
私は、一体いつから見なくなってしまったのか。
放送されていることが、当たり前だった番組がついに幕を閉じてしまう。
 ちなみに、『友達の輪 』というのは、29年間繋がったけれど、2012年の4月で、なくなっていたらしい。

2013年10月22日火曜日

心はウイナー

エレベーター待ちで、老女に「お姉さん、来たわよ」と言われて、私のベクトルは勢い良く上を向いた。
いつものコーヒ店で、いつものソフトブレンドではなく、季節限定の栗のウィンナー コーヒーを飲んでみた。「お姉さん」という言葉を、何度も何度もかみしめた。実にいい響きだぁ〜「お姉さん」。
おかげでコーヒーの栗は、よくわからなかったけれど、とても美味しくいただいた。ウィンナーコーヒーを飲むのは何年ぶりだろう? 十年、いや、もっと、と考えて途中で止めにした。だって、若いお姉さんに古い過去はないのだから。

2013年10月19日土曜日

Jリーグ残り5試合

磐田にとっては、残留をかけて勝ち点が欲しい大事な試合だった。ホーム等々力の川崎はサックスブルーのユニホーム、磐田は白いユニホームで、前半は0対0で折り返した。
 後半28分に磐田のフォワード阿部選手が、見事なヘディングでゴールを決めた時は、今日は勝てるぞと拳に力がこもった。しかし、しかし後半39分、川崎ジェシにゴールを奪われ、せめてもドローでと祈るも、アディショナルタイム4分に憲剛のフリーキックからゴール前のごちゃごちゃの中、大久保が押し込んで川崎が勝ち越し点を上げて試合は終わった。得点となった時の憲剛の喜びようとスローで映った大久保のゴールへの押し込みに、川崎の是が非でも3位に食い込みたい執念を見た。
 思えば、川崎もアジアチャンピョンズリーグの出場からは遠ざかっている。奇しくも、今日も磐田で指揮をとる関塚監督が川崎で指揮をとり、鄭大世(チョンテセ)、川島永嗣が在籍していた2009年にはACLでベスト8まで進出したけれど、関塚監督が退任した後の2010年にはグループリーグで敗退して以来出場権は得ていない。今期は大久保のゴールで成績が浮上してきているが、アナウンサーが下位チームに取りこぼしがあると指摘した。下位チーム?とは今の磐田も入るのか?
確かに、磐田はずっと下から2番目だ(巻き返せるか磐田)。今日の磐田も決して悪くなかった。決まったと思ってもなぜかゴールネットが揺れないシーンの連続だった。名門磐田は、どうなるのだろう。ファミレスで野菜タンメンをすすりながらも案じた。次節、磐田が負けて、甲府が勝つとJ1からの降格が決まるらしい。


2013年10月18日金曜日

断捨離、久々

断捨離のことは、忘れてしまいました。正直なところは、忘れようとしておりました。苦手なことは、やらないに限るなどと思ったりして、折角の秋の夜長を満喫するには、邪魔な作業なわけです。
美女がずらりとならぶミスコンのごとく
しかし、今夜は断捨離を促す友人とデートのため、捨てるに捨てられないまま紙袋に入れて2ヶ月放置したままの洋服を 、勢いで捨てることに決めたのです。合わせて手作りのパッチワークのボール大の小物入れも。洋服は、着ることは、なかろうけれど、お気に入りで今でも着られる物で名残惜しく、パッチワークの品は20年以上のものだけれど作って下さった方に申し訳なく思うのです。紙袋に入れて、ゴミ置き場に置くと、ゴキブリが這うのだろうか、上に載せられるかもしれない生ゴミの袋から汚物が出てきて汚すのだろうか、あれこれ想像すると実に忍びなく、タンスにしまって寝かせておいてあげたくなるのです。しかし、今夜は、心を鬼にして、捨ててから、待ち合わせの渋谷に出発しました。後ろ髪をひかれる思いです。
渋谷は、夜間しか外出できない身の上の私には、案外いい場所です。閉店時間が遅いお店が多いからです。昨年から、たまに行くようになった夜11時閉店の駅前のフルーツパーラーで待ち合わせ、フルーツサンドイッチを紅茶で美味しくいただき、さらにしっとりとした紫色の、季節の巨峰ジュースを飲み、悲しみと喜びの入り交じった日となりました。

2013年10月13日日曜日

御会式

池上本門寺の御会式は、夜に執り行われると、先月、美容院に向かう途中いつもの介護タクシーのドライバーから教えられた。私が夜しか外出できないのを十分わかっていてこその参拝の勧めだった。その時から無信心ながら参拝しようと決めていた。
その御会式が今夜だった。御会式とは、日蓮聖人が亡くなった10月13日を中心に数日間営まれる法要だそうだ。花で飾られた万灯と人の賑わいで、盛大だとは聞いたが、人出の多さは予想以上だった。先月から参拝を決めていたにも関わらず、交通機関の規制や帰りのルートも下調べすることなく、暗くなるのを待って、ただぶらっと出かけたのだった。

しかし、駅前バス停には、今日の御会式による交通規制でバスの運行変更(途中での折り返し運転)を乗客に説明するため、バス会社の社員が3人もいて、こらからの大混雑をその時やっと察したのだ。道路は混んでバスも動かず、車内はすし詰め状態だった。
本門寺からは1キロ近く遠いところで降ろされると、すでに花で飾られた万灯に纏(まとい)が舞い、太鼓や笛の音に飽きることなく参道に向かうことができたけれど、参道では人ごみで前に進む事ができない。折り返したくとも帰れない。身動きがとれないのだ。次第に汗だくになり、途中後悔もしたけれど、引き返せないのだから諦めるしかなかった。
そんな押し合いへし合いの中で、すぐ後ろのねーちゃんが、棒に刺さった大きな真っ赤な杏飴を手にして、なめている。べっとりとしたのを。 何かの拍子に、倒れ込んできたら、私はアウトだ。ねーちゃんから逃れたい。しかし満員電車のように、身動きがとれず、少し空いた隙間を見つけて進むと、ねーちゃんもくっついてくる。どこまでもどこまでも、赤い大きな杏飴と一緒に。

そんな門前までの40分は、実に長かった。そして、待ち受けていたのは、96段と長い石積みの階段だった。
健康だった時に2、3回参拝したことがあったので、長い階段は承知していたけれど、脇にエレベーターが利用できる建物があると、介護タクシーの別の職員に聞いた事があった。しかし、そんなものがあるのか?あったとしてもどうにも動けない。
長い階段前にも警官数十人が規制し、やっとのことで境内にたどりついた。
万灯も担いで階段を昇る
バスを降りてから境内まで何人の警官がいただろう?私が気がついただけでも100人はいただろう。
参拝後、本殿の裏に出ると、今度は消防車が3台待機していた。参道には、ところ狭しと屋台が並び、境内にも正面脇、本殿脇と多くの屋台があった。屋台数は全部で200、いや300を超えているだろうか。当然のように屋台脇にはプロパンガスなどが置いてある。
帰途は本門寺裏をひたすら降りて、どこをどう歩いているのやらわからず、大勢の人の後をついて行くと、その大勢は、国道で富士急バスに乗り込んでしまった。バスに乗り込まなかった、数人の後をついて行くと、今度はその数人はマクドナルドに吸い込まれるように入って行ってしまった。残された私はただ一人、主体的に歩まなければならなくなった。土地勘もない。御会式に賑わう提灯などもない夜道で、いつ帰宅できるかなと思いながら、歩き続けると、御会式で折り返し運転をしているバスを見つけて乗り込みようやく家路についた。仏閣の参拝は10年以上ぶりだろうと思う。歩くことができるようになってこその参拝だった。
 ちなみにこの御会式の参拝者数は30万人とも言われているそうだ。



2013年10月11日金曜日

終わらない夏

小さい秋どころか、秋のかけらも感じられない連日の暑さだ。
今日はついに午後1時、都心の気温は30.2度 と30度を超えた。観測史上最も遅い真夏日だそうだ。
西洋風蝶草
浮釣木
夜道を行き交う人々も皆、半袖姿だ。信号待ちがじれて、突っ切った駅前広場にも、まだ夏の花々が咲き乱れていた。
こんな宵は、コーヒーゼリーだ。アイスコーヒーでもなく、勿論ホットコーヒーでもなく。喉越しが良くて、ほろ苦くて、甘いアイスクリームが溶けて混じって、夏の夜の夢模様のよう。