作家の山崎豊子さんが昨日亡くなった。どれが代表作なんだかわからないぐらい、どれも大作だ。そしてほとんどの作品が、映画化、ドラマ化されている。その中でも、田宮二郎主演の白い巨塔は、印象深い。高校のクラスメートは、これを見て、医師を志し、医師になった。つい先日も、ある心臓外科医のドキュメンタリー番組で、その医師がテレビで白い巨塔、田宮二郎のを見てね、と同様の事を言っていた。教授回診なんて言っても、僕のは泥臭いけどね、とも。
私は、入院中、早朝から医師達が廊下にうじゃうじゃと集まって教授の登場を待っている風景を見ると「財前教授のご回診だ!」とばかりにベッドに急いで戻ったことを思い出した。
沈まぬ太陽は、70代で執筆したと改めて知り、そのエネルギーに驚くばかりだ。心からご冥福をお祈りしたい。
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