断捨離のことは、忘れてしまいました。正直なところは、忘れようとしておりました。苦手なことは、やらないに限るなどと思ったりして、折角の秋の夜長を満喫するには、邪魔な作業なわけです。
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美女がずらりとならぶミスコンのごとく |
しかし、今夜は断捨離を促す友人とデートのため、捨てるに捨てられないまま紙袋に入れて2ヶ月放置したままの洋服を 、勢いで捨てることに決めたのです。合わせて手作りのパッチワークのボール大の小物入れも。洋服は、着ることは、なかろうけれど、お気に入りで今でも着られる物で名残惜しく、パッチワークの品は20年以上のものだけれど作って下さった方に申し訳なく思うのです。紙袋に入れて、ゴミ置き場に置くと、ゴキブリが這うのだろうか、上に載せられるかもしれない生ゴミの袋から汚物が出てきて汚すのだろうか、あれこれ想像すると実に忍びなく、タンスにしまって寝かせておいてあげたくなるのです。しかし、今夜は、心を鬼にして、捨ててから、待ち合わせの渋谷に出発しました。後ろ髪をひかれる思いです。
渋谷は、夜間しか外出できない身の上の私には、案外いい場所です。閉店時間が遅いお店が多いからです。昨年から、たまに行くようになった夜11時閉店の駅前のフルーツパーラーで待ち合わせ、フルーツサンドイッチを紅茶で美味しくいただき、さらにしっとりとした紫色の、季節の巨峰ジュースを飲み、悲しみと喜びの入り交じった日となりました。
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