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2018年9月24日月曜日

秋栄

伊藤園

 秋栄(あきばえ)という梨を食べた。
甘くて美味しかった。
鳥取県の梨で、20世紀と幸水を掛け合わせたものだそうだ。
鳥取と言えば、総裁選を戦い終えた石破氏が、
どこか晴れやかな表情に見えた。
正味1週間という選挙戦は十分な論戦を交わすことができず不満であったろうけれど。
テレビに映る石破氏に、
「秋栄」という言葉が ぴったりだと思った。
それで、「さあ、日曜の朝の始まりです。」で始まる日曜朝のテレビ番組時事放談に石破氏が出演したなら、秋栄が出されるのだろうと予想していた。
石破氏の登場も鳥取県産の梨が出されたのも予想どおりだった。
 けれど、梨は「秋栄」ではなく「秋甘泉(あきかんせん)」と言う20世紀と豊水を掛け合わせた梨だった。
隣で食した仙谷氏はとても美味しいと褒めた。
翁家

 石破氏については、「LGBTについて生産性がないと言ってはいけない。それが許されるようであって自民党の多様性とは言わない。」ときっぱりと述べている。
 LGBTについて生産性がないと主張する自民党議員について、党幹事長は、「いろんな人生観、考えがある。」と擁護すると取れる発言をしている。
 また、今回3選を果たした安倍首相は、51歳にもなる議員に対して「まだ若いからしっかりと注意しながら仕事をしてもらいたい。」と述べたに留まる。
LGBTについて生産性がないと主張している議員は、正に「しっかり」としたそう言う考えを持っているということだ。失言というわけではなく寄稿しているのだ。そして、今だに撤回も謝罪もないのだから。自民党がそう言った考えの人々に配慮していることが滲んでいる。
こうした中で、石破氏が正しくないと言い切ったことは、少しほっとした。


 話は戻って、日曜の朝の時事放談が、次回で最終回だと言う。がっくりしてしまった。
44年も続いていたそうだ。
毎回、ゲスト2人、大体が大御所の政治家なのだけれど、そのゲスト2人のどちらかのお膝元の産品が司会者と同席のゲストに出される。
前原氏だと、京都の和菓子が。石破氏は、鳥取のスイカや梨だ。
昨年紹介された倉吉スイカは、東京でもカットしたものが売られていたので思わず購入した。元鳥取県知事の片山氏は、スィーツ好きらしく自ら購入するケーキなどを紹介することもある。
経済学者の浜矩子氏は、酒の肴になりそうなものだと、顔がほころんで、本当に飲んべえなんだなと思う。
本日のお題の前のほんの一瞬だけれど、紹介される果物やスィーツがどれも美味しそうだし、政治家の郷土愛や人となりを垣間見ることができた。
私の一週間はこの番組を見ることで始まったのに。
心の中に枯れすすきが揺れるようだ。


今日は中秋の名月です。
東京はあいにく曇り時々雨で、残念ながら月を愛でることはできそうにもありません。
気温は最高気温26度、最低気温22度です。

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